台風一過 なにもない 真っ青な空
昨日 どんどん流れた 雲はどこへ
強い強い風が 彼方より近くを通って
また遠くへ飛んでいく
一風一風が 台風みたい
木を揺らし 町をすりぬけて
強い日差し 照らす町を過ぎていった
帽子 とばされませんように
この頃は鉛筆やシャープペンで線画を描いている。
主に絵本の下絵やアイディア。
コピー用紙に描く、最近の私の相棒は2B。
学校に通っているとき、文字を書くのに使ったのは主にHBだったが、
絵を描くときは2Bのほうが、いろいろな線をひけて、描き直す際も消しやすい。
太い・細い、変化のある線が楽しくて、鉛筆を使うことが多いが
今描いているものがけっこう細かいところもあり、
シャープペンシルを使うこともしばしば。
芯の太さが0.9mmのものは、一定の太さを保ちながら、
割と細かい線をひけて便利。
0.5mmのものはさらに細かいところが描けるが、
コピーした際に線が出ているか微妙なところ。
どうしても細かいところが必要な時のみ使う。
シャープペンの芯のケースは、
芯を出すための小さな工夫や、芯を守るための外装が
メーカーや種類により、いろいろでおもしろい。
芯の太さや濃さによって、色でわけられているのも、
選び方や並び方で、そのシリーズのカラーが出ている。
それが、なんだかすきだ
作品は
生み出した者が 個人というレンズを通して 見えた世界なのか
生み出した者が 体を動かした後 運動が見える形で残ったものなのか
生み出した者が つくりたかった 造形物なのか
生み出した者が 楽しんでいた道筋を 通り過ぎた結果なのか
生み出した者が ただ無心になって ただそこにできただけなのか
生みおとされて そこにある
作品になったもの 作品ではないもの どちらでもないもの
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たくさんのものたちを見て 作品とはなんだろう
生み出すことは 作品の数だけ その物語があり
それに 決まった道はないのだな と
ボーダレス・アート・コレクションを見て思った、午後。
その作品に触発されて、なにか決まったものをつくるでもなく
色鉛筆を動かしてみた、夜。
気づいたら、なんだかニワトリみたいだった。
「刈谷市美術館お食事マップ」の掲載店を追加、表紙を新しくしました。
刈谷市美術館では、4月26日からレオ・レオニ展が始まります。
その時には、グリーンの紙に印刷された「お食事マップ」が並ぶと思います。
行かれた際に、お食事やお茶をするお店選びの、参考にしていただけたらうれしいです。
刈谷市美術館
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/
刈谷市美術館「レオ・レオニ 絵本のしごと」展
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/leolionni.html
今回のグループ展のお知らせをつくりました。
ハガキの定型サイズより少しだけ小さい。配布用です。
三鷹ユメノギャラリー 第2回絵本原画展 初日在廊します。
在廊予定: 2月24日(月) 12:00~18:30頃
また、明日22日(土)昼~25日(火)昼過ぎまでは近くにおりますので、
HP「Contact」やtwitterにご連絡いただいても結構です。
HP潮溜「Contact」: http://kocketz.net/contact/captmail.cgi
今のところの週間予報では、会期中、晴れが続くようです。
いろいろやりたいことができそうな週末。楽しみ楽しみ。
三鷹ユメノギャラリー 第2回絵本原画展
https://kocketz.net/blog/?p=568
おさそいいただき、グループ展に参加させていただくことになりました。
今回は私を含め10組の作家さんが参加されます。
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『第2回絵本原画展』
会期: 2014年2月24日(月)~3月2日(日)
12:00~21:00※最終日は19:30
会場: 三鷹ユメノギャラリー
〒180-0006 東京都武蔵野市中町1-21-10 都築ビル3階B号室
TEL: 03-6904-5963
http://www.yumenogallery.com/
アクセス: JR中央線三鷹駅北口より徒歩1分
参加作家: 松宮敬治, EhonBiyori, 山中玲奈・谷川夢佳, 古池梨恵,
Kachico, おおでゆかこ, みやかわちえ, 川端修史, 浅田征朋,
ひろせたつろう
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絵本にまつわる展示、ということで、
今回は絵本の素にもなりうる絵を5点展示します。
私が絵本の生み出す時、1枚の絵を描くことから、
絵本のストーリーを広げていくことがあります。
以前の個展で描いた絵から、絵本へ発展したものもいくつかあります。
5つの絵と言葉で、お楽しみいただけたらうれしいです。
絵本の絵は、絵本で見て「いい!」と思う絵が、いい絵だと思います。
でも、原画を実物で見て、新たな発見や創作の過程が
見られるのもなかなか楽しい。
絵本での楽しみ、原画での楽しみ、両方あるな、とも思います。
実際の絵を見ることで、作家や作品の世界観に入りこめるのも楽しい。
展覧会や原画展はそこが魅力ではないかなと思います。
※2/18 参加作家を更新しました。