絵本『あじみコップ』が最終選考作品に/hobo bakery展示販売

絵本ナビ(@ehonnavi)×講談社『第1回 読者と選ぶ あたらしい絵本大賞』絵本部門にて『あじみコップ』が最終選考作品に選ばれました。

応募作品1076点の中選んでいただきとても嬉しいです!!!

読者と選ぶあたらしい絵本大賞 | 絵本ナビ×講談社共催絵本コンテスト
https://www.ehonnavi.net/pb-innovation-award/?srsltid=AfmBOoo9iMe-rgglZHYHfChqFvHLneRZAQmn7u7ty5ou_Om8p3qsvrSo

絵本部門の最終選考作品にノミネートで、まずは講談社より電子書籍化が決まりました。

今後の日程:
○5月22日(木)~6月22日(日)一般読者による公開審査(オンライン投票)
○6月下旬 特別審査員・あたらしい絵本大賞事務局による選考
○7月下旬 大賞等、各賞発表予定
です。

読者投票の時は電子書籍になったものがオンラインで見られる予定です。
また発表されましたらお知らせします。

大賞は紙での出版が決定、部門賞・審査員賞も講談社が紙での出版の優先権があるとのことでした。
『あじみコップ』、ぜひ紙でめくる楽しさを味わっていただきたいです!!

『あじみコップ』は、他の作品の下絵や原画を描きつつ、時々気になって書き直しをしてきた思い入れのある作品です。

hobo bakery(@hobo.bakery)でも原画とカラーコピー本を展示しています。
5/5(月・祝)はグッズの販売もします。
ぜひ見にいらしてくださいね!

『あじみコップ』だけでなく、他の作品もこれからも作り続けていきます。
どうぞよろしくお願いいたします!

hobo bakery の外観と1F

2Fに上がるとこんな感じになっています。
ここで5/5(月祝)はグッズも置いて販売もします。

会場では、上の写真よりも作品やグッズが増えています。
どうぞお楽しみください!

hobo bakery 4/30(水)-5/3(土)展示、5/5(月祝)展示販売

ゴールデンウィーク中に、名古屋市北区清水にあるパン屋「hobo bakery(ホボベーカリー)」にて展示・販売をします。

hobo bakery

パン屋 ほぼパン屋だけど、お菓子も焼くベーカリーショップ。
営業時間: 9:30-17:00 ※売り切れ次第閉店
営業日: 水、木、金、土/お休み: 日、月、火 (不定休)
愛知県名古屋市北区清水5-21-16
Instagram
https://www.instagram.com/hobo.bakery/

アクセス:
地下鉄名城線黒川駅から徒歩13分(850m)
名鉄瀬戸線清水駅から徒歩10分(700m)
専用駐車場はありませんので、周辺コインパーキングか公共交通機関をご利用ください。

会期中の展示・販売内容

○4/30(水)5/1(木)2(金)3(土):2Fにて絵の展示

・4/30(水)はお店は9:30から営業しています。
 展示は12:00-17:00の時間帯見られます。
・5/1(木)〜3(土)は9:30-17:00見られます。
売り切れ次第閉店になるかも、早めに足をお運びください!

○5/5(月・祝):引き続き2Fにて絵の展示・グッズの販売も
11:00-17:00 通常は月曜日閉店ですが、今回はイベントで特別営業です。
5/5は開店中私もお店にいます。
北区清水エリアでは、本のイベント「BOOK BOOK」が開催されます。
合わせてお楽しみください。

BOOK BOOK

ジュンク堂名古屋栄店でチラシが置いてありました。

「BOOK BOOK」についてはメルヘンハウスさんの記事がわかりやすかったので、ご紹介させていただきます。

メルヘンハウス
5月5日(こどものひ)に開催される「BOOK BOOK」にメルヘンハウスが出店 & トークGIGにて参加決定!
https://meruhenhouse.com/information/bookbook

「 名古屋を中心とする国内外の人気書店、古書店、印刷出版関係者、アーティストら総勢50組を超す参加者が、清水エリア500m四方に点在する各会場で出店。」
とのこと!

ゴールデンウィーク中どうぞおいでください。

2025/4/26(土)バク展概要

今週末の土曜日4/26(土)に、愛知県一宮市で開催の「バク展」に参加します。
こちらのページでは、当日の情報をお知らせします。

✿バク展 ~バク作品が集うマルシェ~✿

開催日時:2025.4.26(土)10:00~15:00
場所:愛知県 尾張一宮駅i-ビル3Fシビックテラス
最寄駅:JR東海道線尾張一宮駅・名鉄名古屋本線名鉄一宮駅 各徒歩1分
駐車場:i-ビル付属駐車場(有料) 周辺コインパーキング
入場料:無料
出店数:物販27ブース 飲食4ブース
体験:キッズスペース ぬりえスペース フォトスポット

古池 梨恵:「め−1」です。(黄色部分)

【展示・販売】

○バクグッズ
・イラスト
・アップリケ
・ブローチ
・リフレクトステッカー

○通常制作
・ポストカード
・ファブリックパネル(15cm角、30cm角)
・絵本『あじみコップ』原画・カラーコピーラフ冊子

【アクセス:名古屋駅を利用する場合】

名古屋駅を経由して一宮までおいでになる場合、乗り換えはJRの方がわかりやすいです。
名鉄は乗り換えして岐阜方面に向かう電車に乗り換える場合、名古屋本線と犬山線に向かう電車が同じホームで発着しています。
乗車位置が電光掲示板で示してあり、そこに並んで乗るシステムです。

「行き先」「特急・急行・準急」「普通」で何種類にも並ぶ列が分かれています。
(「名古屋駅」=「名駅」=「迷駅」と呼ばれる理由の1つがここです)

駅員さんや利用者に聞けば、どこの位置から乗ればいいか親切に教えてもらえると思います。

全国的に見て変わったシステムのようで、堪能するなら名鉄もOK!
ただ、不安を感じるならば、JRがおすすめです。

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以下、「バク展Instagram」から、「バク展でのイベント内容」を転載します。
バク展Instagram:https://www.instagram.com/bakuten_since2025/?hl=ja

✿イベントスペース✿

各出店者さんが10:00から販売開始します!

・スタンプラリー(本部にて受付)
各ブース¥1,000以上お買上げでスタンプ1個押します!
4つ集めてすてきな景品をGETしよう!

・バクを探せ!(本部にて受付)
中学生以下が参加できる探索イベント!
会場内に隠れてる指定のバクを見つけてキーワードを完成させて景品をGETしよう!

・お菓子プレゼント(本部にて受付)
未就学児さん限定でお菓子をプレゼント♪
欲しい方は本部にお越しくださいね👶

✿オープンギャラリー✿

10:00から開場します!

・キッズスペース
0歳から遊べる木のおもちゃがたくさんあるよ!
出店者 @mamiya_no さんが描くバクの絵本「ママはどこ?」の読み聞かせも適宜開催♪
こどもたちあつまれー!

・ぬりえスペース
@kakei.kouhei さんが描くバクの絵を塗ってみよう!
夢中になって時間が経つのを忘れちゃうかも?
そのぬりえスペースの横では筧さんご本人がライブペイントをします!
細密模様画が出来上がる過程をぜひお楽しみください♪

・フォトスポット
出店者 @chainsaw_art_natsuko さん作のチェーンソーアートのバクが鎮座!
大人も座れますので記念写真撮りまくってSNSにアップしまくろー!

・バク抽
12:00頃からはバク展大抽選会『バク抽』を開催!
当選者には主催 @pom_woodlover オリジナル木のばく時計をプレゼント!
ハズれてもいいことあるかも…?

✿1階エスカレーター横✿

開場(10:00)前はこちらのエリアにお並びください!

※3階の会場以外は共用スペースです
一般利用者の邪魔になるので列を作ることができません
バク抽の抽選券はお並びいただいた先着順に配布します!
1家族1枚の配布です(※先着89組限定)

お並びいただいたお客様には限定缶バッチもプレゼントいたします(数に限りあり)
駅利用者の邪魔にならないようにお集まりください♪

バクと月

バク展に向けての準備を進めています。
こちらは、昼の月とマレーバク。

夜の月とマレーバク。


夜行性のマレーバク。
昼間の月と一緒にのんびりした姿、夜の月と一緒にしゃきっとした姿を描きました。
バク展ではこの絵を元にグッズに仕上げます。
毎日の生活のおともにしていただけたらうれしいです!
またできあがったらご紹介します。

普段の動物園では早朝や閉園間近に動くバクを見ていました。
昼間はのんびりしてあまり動かないことが多かったです。

ナイトズーで夜の動くマレーバクを見た時は、感動で涙!
そんな時のことを思い出して描きました。

バク展 参加します


バクが好きで、参加させていただくことになりました。
久しぶりの東海エリアでの展示です。
現時点での概要をお知らせします。
(2025.1.31出店数更新/2.13クラウドファンディング達成内容・会場地図追加/
2.21開催時間・駐車場・入場料・体験追加)

※こちらは開催時間変更前の時間です。10:00-15:00 に変更になりました。変更した画像を入手しましたら更新します。

『バク展』~世界初⁉バク作品が集うマルシェ~
様々なジャンルの作家がバクをモチーフとした作品を持ち寄るマルシェ
各出店者はバクモチーフ作品以外にも自身の作品を販売

【概要】
□開催日:2025年4月26日(土)(雨天決行/荒天中止)
□開催時間:10:00〜15:00

□開催場所:尾張一宮駅前ビル iビル3F シビックテラス
〒491-0858 愛知県一宮市栄3丁目1-2
Google マップ|尾張一宮駅前ビル iビル
https://maps.app.goo.gl/wiRA5cuU2ntc3cQQ8

□アクセス:JR東海道本線「名古屋」駅→(新快速11分)→「尾張一宮」駅下車、東へ徒歩1分
名鉄名古屋本線「名鉄名古屋」駅→(特急15分)→「名鉄一宮」駅下車、東へ徒歩1分
□駐車場:駅前ビル付属立体駐車場 周辺コインパーキング

□出店者︰バクモチーフ作品を1種類以上用意できる作家さん
作家ジャンル:木工/陶器/消しゴムはんこ/クッキー/イラスト/革小物/羊毛フェルト/切り絵/サンドアート/ちりめん細工/あみぐるみ/樹脂粘土/エッグシェル/ぽち袋/つまみ細工/水彩画/チェーンソーアート…など!

□出店数:25程度
(クラウドファンディング・セカンドゴール達成時には増える可能性があります)
→12/30にセカンドゴール達成したため、増えました!
物販27ブース 飲食3ブース


□入場料:無料
□体験:塗り絵体験 フォトスポット キッズスペース

愛知県でバクをモチーフとした木工作品を制作する「木好作家ぽむ」が「世界バクの日」の前日である2025年4月26日に「バク展」を開催。
来場者や子どもたちにバクや木の魅力を伝えたいという想いから企画したイベント。

『バク展』~世界初⁉バク作品が集うマルシェ~ Instagram
https://www.instagram.com/bakuten_since2025/

2024年12月まで行われていた「バク展」クラウドファンディングは、こちらです↓

【バク好き必見】様々なアーティストのバク作品が集うマルシェ「バク展」を開催したい
https://camp-fire.jp/projects/772566/view

早々に目標金額を達成し、セカンドゴールを設定。
その後セカンドゴールも達成し、
・出店者数枠増加
・バク展グッズ当日販売分製作
・乗れる⁉巨大バクオブジェ制作
が追加されました。


木工作家の「木好作家ぽむさん」主催のイベント。
すぐにクラウドファウンディングが目標達成され、ついにはセカンドゴールも達成。
クラウドファンディングでは、ぽむさんをはじめ、バクのかわいいお礼の品がたくさん返礼品で設定されていました。

これに向けて、いろいろ作り始めています。
やりたいことはいろいろあります!!
バクを描いた新作のものも加えて、持って行く予定です。

竹尾ファインペーパーメモパッド・名古屋巡回展2024

紙と色が好きです。

小さい頃は
・通販広告の商品(靴下など)色見本を何種類も切り抜き取っておいた。
・折り紙・千代紙をそれぞれ微妙に違う色合いのものをグラデーションにして並べて集めていた。
・小学校入学時に祖母に36色の色鉛筆を買ってもらい、自分の好きな色の並べ方にしてずっと使っていた。(ちなみにその入れてあった缶ケースは、長女が今も使っています。)

学生時代で行動範囲が広がってからも
・紙見本を集める
・画材屋で絵具や色鉛筆などの画材の色見本をもらってくる
・自分で使っている画材の色見本を作る
・印刷見本を取り寄せて、紙・色の違いを見比べる

ずっとこういうことをしている気がします。

そんな中、紙の商社である竹尾の先日応募したメモパッドプレゼントに当選しました。
ありがとう竹尾さん!

カラフルで、触感・視覚にも楽しい。
見ているだけで楽しくなります。

こちらが届く前に、展示会も見てきました。

東京で展示されている際に見てきたかったのですが、別件で時間が取れず。
名古屋に巡回あれば、その時に行こうと楽しみにしていました。

同時に2展示で会場の都合もあるため、東京展よりかは出展数が限られていたのは残念。
それでも最近の表現や変わらずインパクトのあるもの、装丁やデザインの斬新なものを見られ、刺激を受けました。
見に行けてよかったです。

かつてはよくデザイン展に足を運んでいましたが、以前ほどは行けていませんでした。
ものづくりをするならば、実物を見られる機会をどんどん取るべしと再確認。
ものとして存在する、視覚・触覚・嗅覚・存在感いくつもの感覚を刺激する、紙ものの良さを感じる展示でした。

緑の鉢植/作品撮影講座参加前


緑の中に また緑
木の足元に 小さな木
草の上側は なにがいる?

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Green Potted Plants

There is green within green
A small tree grows at the base of the tree
What is that on the grass?


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個展の時に発表し、ブログでは未発表だった作品も少しずつアップしていきます。
これは、「庭園」シリーズの1点です。

(個展「苑」での展示内容は、こちらをご覧ください。) https://kocketz.net/blog/?m=20220511
(5月に行いました個展の概要は、こちらにあります。)
https://kocketz.net/blog/?m=20220421

個展が終わり、まずは購入いただいた作品を記録用に、大きめのデータサイズで写真撮影やスキャニングをしました。
上の画像は、スキャナで取ったものです。

その後、保存やネット掲載に使える画像をいろいろ試して撮っていました。

現時点のベストがこちら。

撮影時間帯:
・花曇りの午前中。
撮影場所
室内。北側向いて北側の天窓真下の手前に絵を置く。
設置状況: 
・太子サイズの額(288×379mm)に、B5の絵。
・絵の下に綿白布、背景に白のB2スチレンボード。
・額についているアクリルは反射するため、撮影時は外しています。
カメラの設定:
・Pモード
・F8(すべてくっきり撮りたかったため)
・ISO値とシャッタースピードはカメラ任せ
 ISO値: 200 シャッタースピード: 1/25
・ズームレンズは41mmの位置
・露出補正+0.3連続ブランケットで、2秒タイマー併用。

(上記は、Twitter@kocketz 2022/6/6付でもツイートした内容です。 )
https://twitter.com/kocketz/status/1533711877775433728

たまたま部屋の中の、明るさがいいタイミングで撮れました。
撮りたい時・撮らないといけない時に好条件が揃うとも限りません。

学生時代に美術系の学科にいましたが、作品の撮り方は習ったこともなければ、周りに詳しい人がいるわけでもありませんでした。
案外そういう作り手は多いのではないかと思います。
撮影方法についてはネットでプロアマ問わず、情報はいくつか見つけました。
しかし、これはという情報にたどり着けずにいました。

手探りで撮影する中、時々ネットで調べていると、偶然にも、美術作品の写真撮影講座が開催のチラシを見つけました。
しかもちょうどこれから参加者募集!
7月の後半の週末なら行ける!!

7月に入り、講座参加の申し込みをして、
7月前半は、まずは揃えやすい作品撮影の照明機材を教えていただき、選択・注文していました。
講座までは600ページ強あるカメラの取扱説明書を読みつつ、届いた道具を触ってみます。

作品写真が揃ってきたら、ホームページのリニューアルなどにも手をつけたいです。
お仕事の絵も描きつつ、自分の絵も描けたらいいなあ。
やりたいことはたくさんあります。
少しずつ「1」を積み重ねて「100」でも「1000」にでもしていきたいです。


 



紫の舞とサボテン/個展終わり日常へ。


もともと この地の住人じゃないけれど
今じゃ ここで 楽しく過ごす

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中央の鉢植え、「紫の舞」は別名がたくさんあるそうです。
別名:インカノカタバミ、オキザリス ・トライアングラリス、カラスバオキザリス、サンカクバオキザリス
ブラジル原産とのこと。
地球のほぼ裏側からやってきたなんて、すごいです。



個展が終わり、日常へ。
ここ2か月ほど普段の生活を一時停止し、個展の制作に集中していた日々から、日常に戻ってきました。
制作時間を捻出すれば、こんなに制作できるんだ!と感動。
その分、日常のことがずいぶんたまっていました。
運転免許更新、家の整理・家事、定期健診や通院、日々の新聞、
書類の山、子どもの勉強・日常のチェックリスト作り・遊び など。
2週間が過ぎ、なんとか追いついてきました。

ついでに寝不足もだいぶたまっていました。
期限が迫ったものを終え、暑い日々が始まると、数日間眠りの日々でした。
・額やマット在庫の更新
・作品データを大きいデータサイズで取る
・額の片付け
これらができると、個人の仕事としては終わり。
会期後すぐに注文したBOX額は、まだ届いていません。
額装しお送りすれば、完了です。

個展では、新しい制作物のアイデアと気づき・グッズの提案も、お客様からいただけました。
少しずつ実現できるように、作っていきたいです。
絵を描いたり、新しい材料や印刷などの情報も集めて。
まずは作らないとね!

個展の会期前に、もっと前から定期的に情報発信できたらいいと思いました。
制作の遅れがあり作る一心で急いでいましたが、重要ですね。

・自分の作品世界(制作方法・技法、コンセプト)や、制作の背景。
・日常生活のこと
・考えていること
苔庭(ブログ)とTwitterを中心に。

会期中、やはり絵本を作り続けたいと再認識しました。
絵本は1つの作品に対して、描く量が多いです。
下絵で20枚近く、それを描くまでにいくつも描き直す。
(下絵のためのコマ割りや、小さいサイズのラフも入れると、倍以上です。)
そしてさらに原画を20枚近く、それを描くまでにやはり描き直す。

コンペティションに出すならば、未発表作品=オンライン未公開(個展だとOKということもあります)という条件あり。
そのため、現在進行で作っていても、オンライン上ではわかりにくいです。
他から見ると、最近描いていないのかな?と思われてしまう時期もありました。
そのため、苔庭に掲載する小さい作品やクロッキーを描き始めました。
絵本の絵を描くための筋トレでもあります。

作品を作る数は多く、オンライン上でなかなか発表しづらい絵本。
それでも、絵本をめくるときのわくわく、絵から読み解く世界観を思うと、やはりいいなと思うのです。

今の計画としては、絵本を10作ほど作りたい。
今回の展示でも、当初の計画では3作ほど発表予定でした。
実際は、1月から3月のコロナ禍での休園・濃厚接触者該当の出席停止があり、思いのほか時間がとれず、予定より少なくなってしまいました。
その分をこれからやっていきたいです。

個展で発表した、オンライン未掲載の絵も少しずつアップしていきます。
部屋の片付けもしつつ、進めていくぞー。

「苑」と4つの「園」

今回の個展タイトル「苑」と、それぞれの作品「菜園」「庭園」「こども園」「動物園」の4つの「園」のご紹介をします。

こちらのコンセプト集をお読みになると、より作品世界が広がりやすいかもしれません。
個々の作品については、作家在廊時にどうぞお尋ねください。
お待ちしております。

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○タイトルを「苑」にした理由
「苑」では、今しか見られない景色・ものをテーマに、
「菜園」「庭園」「こども園」「動物園」の、4つの「園」を描きました。
タイトルを「苑」にしたのは、「園」は垣(かき)を設けて区切るのに対し、
「苑」はもう少しゆるく区切る、「物事の集まるところ」の意味があるためです。
見る人が現実世界からすっと作品世界に入り、普段と違った気持ちで楽しんでほしい思いをこめました。

ここからは、各園の作品の紹介です。


○「菜園」― 規格外や地物の珍しい野菜・果物

以前暮らしていた農業地帯では近所に産直市場がありました。
毎朝農家さんから直接出される農産畜産物。
その中には旬でないと見られない規格外や珍しい野菜・果物もありました。
日持ちがしない、他への流通に出ない、産地近くでないと見られないこれらにひかれました。

○「庭園」― 主に秋・冬の実家の庭の様子

実家には祖父母が住んでいます。
祖母は大部分ベッドにいる生活、出かけるのが好きだった祖父もあまり外出しなくなりました。
元々手をかけていた庭仕事を熱心にやっています。
今までほとんど変わらない景色でしたが、祖父が家から簡単に出られなくなると、今の庭の様子はなくなってしまうでしょう。
長く過ごした場所だから、庭木や草花に思い出もあります。
残さないと見られない景色になりそうな予感がして、絵に描いてみました。

○「こども園」― 幼児の工作・折り紙

子どもの工作・折り紙など、小さい頃にしか作れない造形・書けない線を追いたくなり描きました。
このシリーズを書くきっかけは、上の作品「鬼になる」の鬼のお面を見てからです。
同時期に作品展もあり、たくさんの作品を一望する機会がありました。
テーマとして同じものを作っているはずなのに、目鼻口のバランスや色・パーツの置き方に、 それぞれの子の個性が出ていて面白いと思いました。
季節感が出るのもいいですね。

今回は長女と二女の作ったものです。
長女は寄り目がち・黒目がちの目とハート・星モチーフが好き。
二女は目が離れていて、あちこち向いています。
どこか本人に似ています。

○「動物園」― 絵本の原画とラフスケッチ

(こちらは絵本のイメージボードです。会場でラフスケッチ・原画をご覧ください。)

現在都市部の下町に住んでいます。
動物園にも行きやすくなり、時々行くようになりました。
二女はボーダーやストライプ「しましま」の服が大好き。
「ちまちま すき」と言って、よく選んでいました。
そんな中考えたお話の1作です。
会場では、ラフスケッチでお話全体が読めるようになっています。
原画も一部展示しています。

「苑」入口・ギャラリー内

5月5日より始まりました個展「苑」も明日から会期後半になります。
会場の様子を少しご案内。

入口はこんな感じです。

入口左側には、A4大のポスターを貼っています。
ドアにはDMを。ドアを入って、

会場は2階です。階段を上がると、

見えてきました。

Twitter@kocketz( https://twitter.com/kocketz)には
吉祥寺駅からギャラリーまでの経路の写真も載せています。
[吉祥寺駅北口→ユメノギャラリー吉祥寺①]
①~⑥まで掲載しています。
合わせてご覧ください。

今週13日(金)、最終日14日(土)は在廊します。
ブログ「苔庭」今後の投稿で、今回の展示タイトルの理由や、各パートの作品背景もお伝えします。
お読みいただくと、作品を見る際に別の角度からも楽しめるかもしれません。
そして、実際に見ていただけたら嬉しいです。お待ちしています。