松枝と石コレクション


じめんには おもしろいものが いっぱい
ちいさな はな
すべすべの いし
ころころの み
きょうの たからもの
みんなあつめて とっておこう


玄関の一角に、拾った石を集めておくコーナーがあります。
時折、マツボックリ・ドングリ・ツバキの種・ヒノキの実なども混ざります。
大物を拾った時の記録です。
お正月近くだったので、なんだか和の雰囲気になり、描いてみたくなりました。
今の季節だと、少し涼やかな感じに見えます。

そこに置いてある容器がいっぱいになったら、お気に入りの石だけ残します。
丸の中に納まる程度に。
しかし、しばらく掃除できていなかったら


溢れかえることに…。
いつのまにやら、大きな石も増えてます。
掃除するために、一旦、


まとめました。
けっこうな量です。

帰ってきた子どもたちに、いつものように
「お気に入りだけ、丸のところに残すんだよ。」
と言ってみるものの、たまった思い出はなかなか整理できなさそうです。
…私も今いろいろ溜めているからなあ…。

置ききれなくなった石。
家の外にでも並べるといいだろうか。
どうしようか、しばらく眺めつつ、考えてみます。

芽の集まり


これから のびます
どんどん のびるよ
おおきなめ ちいさなめ
みていてね おおきくなったら うつしてね


夏のような暑さと 雨が降りそうな風
どちらもある日が増えました。
暑くなり始めも早かったから、梅雨も早いのでしょうか。

この絵は、秋に見かけた風景から描きました。
芽が伸びるのは、春・夏のイメージ。
最近は秋でもけっこう暑い日が長い年もあり、十分花をつけて種を残す時もあリます。

前は〇〇、今は□□。
体の中に入れて、更新して。
前と比較してよいことは、その比較を使う。
比較するとなんだかな、の時は何か違うアイディアをぼんやり、続けて考えてみる。

ぼんやりをする余白の時間。
勉強の期間が終わったところで、緑眺めて考えてみたいなあと
課題の締切に追われているのでした。

6色だんご




さくら
おもち
はっぱ
きなこ
みそ
しょうゆ

ただいま はつばいちゅう
まいにち やっています

げつ

すい
もく
きん

にち

ぜひ きてください

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私の住むところでは、桜はもう
「桜のじゅうたん」「花筏(はないかだ)」
葉桜になりつつあります。

あっという間に暖かくなり、あっという間に満開。
途中で少し雨には降られたけれど、咲き切りました。

花が終わらないうちに、近所の桜のある公園や川、神社仏閣の付近を散策。
花見をしてきました。

沈丁花はいつもどおり3月中旬に咲いていたけれど、全体的に今年は早め。
チューリップも、すでにピークか終わりかけ。
あっという間に暑い日々となりそうです。
春が終わらないうちに、と思って描きました。


鬼面と福枡


おにも ふくも
さあ ごいっしょに 
きたる はるを いわおう
いまがいちばん さむいじき
あとすこしだ えいや こら


久しぶりに、炒った豆を年の数だけ食べました。
小さい頃は、年の数だけ食べても足りなくて、何倍も食べていたのに。
たくさん食べられるおばあちゃんが、うらやましかった。

1粒ずつ食べて、20を超えたあたりで
「うーん、案外多いな…。」
とうとう食べ終えました。食べ応えあり。
歳を重ねたのだなと、おなかの豆の存在感で感じました。


今年は嬉しいことに、もう春めいています。
寒かった1月後半を過ぎて、日が長くなってきたら、もう春気分。
いつもならバレンタインデー過ぎにそう思いますが、今年は前倒しだったよう。

春になると何が嬉しいかというと、
・花がたくさん咲いて、いろどり豊か。
・それに合わせて、街に並ぶ服やグッズも明るい色が多い。
・気候がちょうどよくて、外に出歩きたくなるきっかけが増える。
というところでしょうか。

まあ、花粉症やチリホコリが多くて、空気も目鼻もかすみやすい日々にもなります。
それを含んでも、なにか新しいことがやれる気がして嬉しいのです。


シクラメン

一見 ピンクの花と 深緑の葉
その葉に 白っぽい模様

描くために 見ていると

はなびらは 白 マゼンタ 紫
花びらに近い茎は 海老茶 エンジ色
花の茎の中央部分は 深い黄緑色
葉も 同じようで 色合いや大きさが違う

柔らかさや 光の反射具合 影のつき方
うねり具合や どこがどこに繋がっているのか

描くなら しっかり見ていないと 描けない
シンプルに選んで描くなら なおさら
本物から 凝縮して 選び取る

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たまたま シクラメンがうちにやってきました。
水やりなどして 生活を共にするのは初めて。

シクラメンの生育について調べてみると、
温度は10~15℃ 日の当たるところが好き
1週間~10日に1/1000に薄めた液肥を混ぜた水をたっぷりやる。

こういう育て方は初めてで、うまくいっているかは???…
できるだけ長く元気で過ごせるように、少し気を遣っている日々です。

バケツと黄菊


バケツは なんのために ここにあるのだろう
なくても なんとかなるけれど あると 便利 
それがもう 何十年
あるのが普通で 考えたことなかった


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最近知ったのですが、菊を切って飾る際、ハサミで切るのではなく、手で折ってちぎるようにすると長持ちするそうです。
元々菊の花は長持ちするなあと思っていました。
それが、さらに日持ちするようになるそう。

菊は水をたくさん吸います。
花瓶に飾った際は1日のうちにいつのまにか減っていて驚きました。

なぜバケツにつけてあるのだろう、と思っていたこの情景。
実は水をたくさん吸うから、とりあえず置いておくにはこれがベストなのかも。
なんでかな、と思っていたことは、実はしっかりした理由があるのかもしれないと思った風景でした。

蝋梅


年が明けると 花が咲く
半透明 くすんだ黄色
強い香り 辺りをおおう
部屋なら 3週間
外なら 1か月半

花が終わると 季節が変わる


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今年も蝋梅(ロウバイ)の咲く季節になりました。
つぼみのついた枝を、いただきました。
12月前半が暖かかったせいか、今年のロウバイはあまり花がついていません。
つぼみも固かったのですが、室内に置いておくと、少しずつつぼみが開いてきました。

ロウバイとナンテンを飾ると、赤と黄色で少し華やぎます。
ロウバイの香りで、真冬に入った感じがします。

以前は寒い方が苦手でしたが、ここ数年は酷暑の方が辛いです。
とはいっても、真冬はやっぱり寒い。
2月前半までは、厳しい寒さの日も多いですが、乗り切りたいです。



うさぎの耳



とぶ とぶ とぶ
ぴょん ぴょん ぴょん
とんで とんで とんで
たべて たべて たべて
ねむる ねむる ねむる

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あけましておめでとうございます

昨年は個展やお仕事で、1枚の絵を描くことが中心でした。
今年は1枚の絵も描きつつ、昨年よりも絵本の下絵や原画を多く描いていきます。
文章も磨いていきたいです。
今年もどうぞご覧ください。

本年もよろしくお願いいたします

白のちから

白を混ぜると クリームになる
ちょっと食べてみたくなる

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2022年も作品をご覧いただきありがとうございます。

今年は
5月 東京・吉祥寺のユメノギャラリー吉祥寺にて個展
7月 美術作品の撮影講座に参加
…..合わせて撮影・PC周辺機材・アプリケーションの新規購入や更新
…..その後、新しい機材を使い始めつつ、ご依頼いただいたイラストレーション関連のお仕事をしていました。

前半は、ひたすら最新作を描く・近作を集める日々。
後半は、作品制作数はやや減り、今後のための環境整備をすることが多かったです。

秋、ここ数年の悩みの種だった、腰やお尻の痛みで長く座れないことの原因と解決方法が、ようやく判明しました。
歩き方と姿勢・お腹の筋トレと股関節まわりの柔軟性をよくするといいようで、じわじわとやっています。
このところ快調なことが多くなり、長時間の移動や制作も再開できそうです。

年末、娘からうつった流行病で、寝込むことに。
しっかり眠ると、アイデアがいろいろ思い浮かぶことに気づきました。
このところ、なにかしないとと気持ちが先行していましたが、寝ればいいんですね!!
もう元気になりましたが、とにもかくにも、できるだけ眠ります。
しばらく寝込んでいたので、なにげない忙しくてもなにかやっている日常のかけがえなさがしみました。

そんなわけで、まだ部屋は散らかったままです。
だいぶものが溜まってきております。
少しずつ片付けて、仕事しやすい部屋にしたいなあ…。
これも整理すれば、かなり楽になる!
-自分が4人くらいいたらいいのになあ。手分けして片付け一気に進むのになあ。
なんて、ぼんやり思いつつ。


みなさまはどんな年末をお過ごしでしょうか。
どうぞ快い年末年始となるよう願っております。

蜂と菊


花が少なくても やってくる
百花の蜜集め 次に繋げる
たっぷり蜜集め また飛んでいく

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今年は12月を過ぎても、秋のような陽気
道行く先にはあちこちで菊が花を咲かせていました。

菊の花は、どこに住んでいる時にでも見かけました。
菊の種類によって、思い出すことは様々。

昔の曾祖母の家
ランダムに植えられた実家の庭
軒先に立派に育った大輪のもの
名古屋城の菊人形
結婚式での生花の髪飾り
農業地帯での送り迎えの畑の脇
いつでも花売場で売られている風景

菊の咲いていない地域に住むことがもしあれば、
菊を見ると、思い出がいろいろ出てきそうです。

新しい品種が出てきて、菊のイメージが覆されることもありそう。
それはどんなものだろうかと思いを巡らします。
菊を見ながら、しばらくは肌寒い季節を味わいます。