図書館総合展2023 アカデミックブース第1位受賞


鷹のロゴ、ポスター、イラストを担当した「あらまし読み」が、
昨年の図書館総合展、来訪者投票アカデミックブース部門で、
第1位受賞とのご報告をいただきました。
(写真はご報告時にいただいた画像です。)

会場ポスターにもイラストを掲載いただきました。
写真1枚目の中央にある白黒の鷹の絵、
グリーンの背景に6羽の鷹が飛んでいる絵が、私の絵になります。
たくさんの方々に見てもらえ、受賞もされたとは嬉しいです!

ブースに飾られた大きいポスターは、作成時にご相談も受け、お話もしていました。
「あらまし読み」を知らない人が見てすぐ興味をもてるようなレイアウトや、
掲載内容の取捨選択についてもお話しました。

「あらまし読み」推進会の、推進員や協力者も増えているそうです。
「あらまし読み」ではレポート課題作成や、情報入手・編集のための読書スキル向上の、
ワークショップ開催・読書教育をされています。
学生の学習にも役立つし、将来の自分のスキルアップにも役立つ内容だと思います。
イラストがお役に立てたようでよかった!

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会場ポスターに掲載されたイラストは、こちらになります。

「あらまし読み」ホームページ 表紙絵
https://kocketz.net/blog/?p=1991

「あらまし読み」6羽 バージョン
https://kocketz.net/blog/?p=2164

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図書館総合展
【発表】ポスターセッションおよびアカデミック出展2023への授賞
https://www.libraryfair.jp/news/2023-12-20

あらまし読み〈探究〉の入口となる新・読書術【公式】X(twitter)
https://twitter.com/aramashiyomi

「あらまし読み」ホームページ
「あらまし読み」からはじまる主体的な学び – あらましメソッド
https://www.aramashi.online

名刺デザイン 一例

キャラクターデザイン・ロゴデザインと合わせてご照会のあった、名刺の一例です。
自分の使っていた名刺の一例や、店舗や企業を想定した名刺を並べました。

私の氏名・掲載されているWebsite (https://kocketz.net )以外、
屋号・住所・電話番号やメールアドレスは、架空の設定です。

一緒にイラストや筆を用いた文字を入れて、イメージが印象が残るようにしています。

作家の名刺

私の作家としての名刺は、自分の作品のイメージを後からでも思い出してもらえるように作成しています。

○物語が広がる。
○日常の小さなところから、深く広い世界につながる。
○形のおもしろさ・カラフル・みずみずしさ。

作品を大きく掲載したかったため、英語表記も表に併記しました。
今後はこちらのデザインから、SNS・Web表記を中心のものに変更しようかと検討しています。

店舗の名刺

店舗の名刺は、ワークショップに目が行くようイラストを加えました。
すでに店舗のイメージが確立していて、店舗のロゴは作成済みという設定。
QRコード記載で、ワークショップの参加や、商品の発注がスムーズにできる名刺として作りました。

これで作る場合は、ファインペーパーを使えば、紙面に凹凸があり上品な雰囲気を出せると思います。
予算に余裕があれば、ロゴ部分をエンボスにするなどの仕様追加もよさそうです。

企業の名刺

企業の名刺は、ロゴタイプを手書き筆字に。会社名と会社のイメージに合うようロゴマークを作成しました。
三(三つの)杜(もり)から、シンプルに3本の個性のある木を作成。

横向きにすると、木の葉の部分が、漢字の「三」にも見えます。


「株式会社三杜」は「精巧機械を製作しているが、顧客の要望よって柔軟な設計ができる機械を調達できる。」というイメージ。
筆字の「三」については、書いた中からあえて柔らかな文字をセレクトしました。

キャラクターデザイン/ロゴ 一例

ご照会いただきまして、今までの作品をもとに作ってみました。

あらまし読み」と「クリエイティブカレッジIllustratorコース校章」も出してみました。
以前描いた動物などの生き物を中心に出しています。
今後こういったご要望をいただいた際に、いろいろなバリエーションをお見せできるよう、もっと描きたくなりました。

キャラクターデザイン

キャラクターデザインとして、体の向きや動きのバリエーションを出したいならば、
・左上: 「あらまし読み」のキャラクター・タックン
・中央上側: カタツムリの絵
・中央下側・右: ウシの絵
のように、シンプルなものの方が印象に残りやすく汎用性も高いです。

他の体勢などを想定しないならば、複雑なデザインでも。
他とかぶりにくいメリットもあります。

ロゴ

ロゴの場合は、使用用途・目的のイメージから、
・形状はシンプルor複雑
・色は単色・2色・3色以上
など、変わってきます。
まずは、どのようなものをご要望かお聞きし、目的のイメージを確立します。
そこから使用用途・ご予算に合わせて、デザインのゴールを絞っていきます。

「あらまし読み」YouTube「タックン」

あらまし読み」YouTube(3部6編)キャラクター「タックン」を描きました。
こちらで動画をご覧になれます。
「あらまし読み」推進会 YouTube https://youtube.com/@aramashi-reading
動画作成:「あらまし読み」推進会

これまで、「あらまし読み」推進会に描いた、
ロゴマーク
「あらまし読み」ホームページ 表紙絵 https://kocketz.net/blog/?p=1991


ポスター
「あらまし読み」6羽 バージョン https://kocketz.net/blog/?p=2164



を踏襲しつつ、
私の普段描いている世界観・雰囲気に近いキャラクターを作成してほしいとのご依頼でした。
怖い一瞬を狙う鷹より、親しみやすいかわいい鷹とのこと。

普段鷹はあまり描いたことがなく、いろいろな猛禽類を調べました。
スケッチを何十羽繰り返し、特定の鷹を示すよりも、猛禽類の特徴を入れたイメージから「タックン」を作りました。


<カラーの絵を描くまでのラフ画>

○白黒で濃淡

○線画だけに変更

○もっとシンプルにして、ペンで描く。

<私のプレ・新書おすすめ本>

「あらまし読み」のワークショップでは、たくさん読むことを慣れるために「プレ・新書」を読みます。
(プレ・新書: 10代向けに書かれた新書シリーズ。知識や興味を広げる入門書)
お仕事を進めながら、私もかつて読んだお気に入りの本を思い出しました。

私のおすすめは、
シリーズ名:「よりみちパン!セ」
森村泰昌『「美しい」ってなんだろう?』

(内容参考:Nadiff online store  https://www.nadiff-online.com/?pid=62381142 現在品切のようです)

学生時代、現代美術が好きでした。
2000年代、美術館の現代美術展やトリエンナーレも、今ほど多くありませんでした。
興味ない人でも、この好きだという気持ちをどう表せば伝わるだろうか?
そんな中出会った本です。

・「美術はこう見なくては」という固定概念を、まっさらにすると作品を楽しめる。

・「美しさ」の多様性。
 今までの感覚が全てではない。
 作品鑑賞から、ものの見方が変えられることに気づかされる。

・作品鑑賞が、経済や社会、人間関係や生き方にも通じる。
 向き合い方を改めて考えられる。
 そのきっかけが美術にはある。

これらが、わかりやすい文章で書かれていました。
自分の感動する感覚を文章化できる、森村さんすごい!と何度も読み返しました。
自分の美術鑑賞とも違う、見方も知れました。
(その後森村さんの著書をさかのぼったり、他の「よりみちパン!セ」シリーズも読んだりしていました。)

プレ・新書の中には、きっとちょっと気になる内容のものがあると思います。
今回紹介した本は品切れでしたが、在庫ありの本には、学びやすく今を知れるものが、たくさん。

本屋でも図書館でも、「シリーズ名」から検索すると見つけやすいです。

10代でも、それ以外でも、そのジャンルに詳しくないからこそ学びやすい。
その道の専門家によって、わかりやすく書かれており、おすすめです。

「あらまし読み」6羽 バージョン


「あらまし読み」の新しい絵を描きました。
今回はカラーで、3羽×2グループ=6羽です。

前回の1羽バージョンは「あらまし読み」のシンボルマークでした。
○ 2021-10-30「あらまし読み」ホームページ 表紙絵 https://kocketz.net/blog/?p=1991

今回は「あらまし読み」の内容を具現化した絵となっています。
・鳥の数が増えている: 自由に広がる読書
・1点を凝視する: 本の中にある必要な情報を、射貫くようにピンポイントで選び抜く。
・ 1つのグループ: 同じ人が2~3冊をあらまし読みしているイメージ

「あらまし読み」
課題に対して3冊以上から、自分の探求したい必要な情報を集約していく読み方です。
作者がどう考えるかではなく、自分がどう読んだかという「自分軸を作るため」の、アウトプットするための読書です。


こちらの絵は、「あらまし読み」ホームページ、Twitterヘッダーなどでも使われています。
○「あらまし読み」からはじまる主体的な学び – あらましメソッド: https://www.aramashi.online/
○ Twitterあらまし読み〈探究〉の入口となる新・読書術: @aramashiyomi

オンライン上のポスターはこんな感じです。

「あらまし読み」ホームページ 表紙絵


「あらまし読み」ホームページ 表紙絵 を作成しました。
「あらまし読み」からはじまる主体的な学び TOP 
https://www.aramashi.online
ホームページ内他の箇所でも使っていただいております。

こちらでも同じ絵をご覧いただけます。
arama会 | 図書館総合展
https://www.libraryfair.jp/booth/2021/76

「あらまし読み」は、
高校生や大学生のレポート作成のために役立つ読書術です。
新書などの情報読書の本を、複数冊まとめて読み、
自分の課題を掘り下げる読み方です。
この絵は、「あらまし読み」のシンボルとなる絵です。

鳥:本の読み手
矢:俯瞰的・鳥瞰的な視点から短時間で必要な情報を見通すこと
を示しています。

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11月の図書館総合展であらまし読みのイベントが行われます。

《 高大生の読書術 》
「あらまし読み」からはじまる主体的な学び
—「探究」の入口となる読書術 —
「あらまし読み」体験のZOOMワークショップを開催します。
一人ひとり、自分の読みたい新書を持って、「通読」ではない、
New Normalな読書を「いま・ここ」で一緒しませんか

日程:    6回(11/7・14・21・24・26・28)
開催方法:  ZOOM形式
対象:    高校生・大学生の皆さん、 高校や大学の図書館司書さん、
       高大の先生方、 本の読み方に関心のある方ならどなたでも
事前申込:  開催URLから、参加希望の3日前までに事前申し込み
定員:    100名

ご興味ありましたら参加してみてはいかがでしょうか。
詳細につきましては、以下URLをご覧ください。
https://www.libraryfair.jp/booth/2021/76

2018年あけましておめでとうございます


新しい年がやってきました。
あけましておめでとうございます。
本年もご覧いただきありがとうございます。

昨年は、ブログの「苔庭」で、クロッキーをアップすることが多かったです。
今年はクロッキーも継続しながら、他の制作物や絵・文章を出していきたいです。
作っている絵本の下絵などを交えながら。

作り続けていくことは、本当に楽しいです。
作っていることで、やっていなかったら出会えなかった世界や方々を知ることもあります。
同じように、何かを始めたり続けたりすることで、新たな深み・味・視点が広がること、あります。
いつもどこか新しい、ものの見方ができる人になりたいです。

それでは、今年もどうぞよろしくお願いします。

月のいおり(和食処) 色紙絵

RIMG27644-1

愛知県春日井市の和食処「月のいおり」さんより
こちらの扇の色紙に、絵を描くご依頼をいただき描きました。

広がる山々 月夜にお客さんを待つお店 
のイメージで描いてみました。

お店の壁面には、その時々でいろいろな絵が飾られています。
時期によっては、こちらの絵も見られると思います。

 

 

編む

○年賀状2015多色・×スタンプ

あけましておめでとうございます。
なんだかずっと1日中寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、今年が始まりました。
やること、やりたいこと、年初に書いてみます。

・3月に個展
・絵本制作
・名作絵本を200冊音読&黙読を繰り返す
・身のまわりのものたちを整える(主に本や紙もの)
・できるだけ歩く

「絵本を繰り返し読む」は昨年末から始めました。
今までなぜか読んでいなかった絵本を読んでみたところ、
こんなにおもしろい作品だったのか!と驚き。

もしかしたら、記憶に残っていないだけで、前に読んだ作品かもしれません。
が、やはり、なんとなくで読むのではなく「熟読」やってみると
知らなかった一面が見えてきて、深い。
だから長く読まれ続けているのだろうと、
当たり前のことだけど、また改めてしみじみしました。

今年はそんな、しみじみをしつつ、
自分もどんどん編む方に力を注ぎたいです。

 

 

刈谷市美術館お食事マップ2014春

お食事マップ2014春-1

「刈谷市美術館お食事マップ」の掲載店を追加、表紙を新しくしました。
刈谷市美術館では、4月26日からレオ・レオニ展が始まります。
その時には、グリーンの紙に印刷された「お食事マップ」が並ぶと思います。
行かれた際に、お食事やお茶をするお店選びの、参考にしていただけたらうれしいです。

刈谷市美術館
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/
刈谷市美術館「レオ・レオニ 絵本のしごと」展
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/leolionni.html