あらまし読み」YouTube「タックン」

Pocket

あらまし読み」YouTube(3部6編)キャラクター「タックン」を描きました。
こちらで動画をご覧になれます。
「あらまし読み」推進会 YouTube https://youtube.com/@aramashi-reading
動画作成:「あらまし読み」推進会

これまで、「あらまし読み」推進会に描いた、
ロゴマーク
「あらまし読み」ホームページ 表紙絵 https://kocketz.net/blog/?p=1991


ポスター
「あらまし読み」6羽 バージョン https://kocketz.net/blog/?p=2164



を踏襲しつつ、
私の普段描いている世界観・雰囲気に近いキャラクターを作成してほしいとのご依頼でした。
怖い一瞬を狙う鷹より、親しみやすいかわいい鷹とのこと。

普段鷹はあまり描いたことがなく、いろいろな猛禽類を調べました。
スケッチを何十羽繰り返し、特定の鷹を示すよりも、猛禽類の特徴を入れたイメージから「タックン」を作りました。


<カラーの絵を描くまでのラフ画>

○白黒で濃淡

○線画だけに変更

○もっとシンプルにして、ペンで描く。

<私のプレ・新書おすすめ本>

「あらまし読み」のワークショップでは、たくさん読むことを慣れるために「プレ・新書」を読みます。
(プレ・新書: 10代向けに書かれた新書シリーズ。知識や興味を広げる入門書)
お仕事を進めながら、私もかつて読んだお気に入りの本を思い出しました。

私のおすすめは、
シリーズ名:「よりみちパン!セ」
森村泰昌『「美しい」ってなんだろう?』

(内容参考:Nadiff online store  https://www.nadiff-online.com/?pid=62381142 現在品切のようです)

学生時代、現代美術が好きでした。
2000年代、美術館の現代美術展やトリエンナーレも、今ほど多くありませんでした。
興味ない人でも、この好きだという気持ちをどう表せば伝わるだろうか?
そんな中出会った本です。

・「美術はこう見なくては」という固定概念を、まっさらにすると作品を楽しめる。

・「美しさ」の多様性。
 今までの感覚が全てではない。
 作品鑑賞から、ものの見方が変えられることに気づかされる。

・作品鑑賞が、経済や社会、人間関係や生き方にも通じる。
 向き合い方を改めて考えられる。
 そのきっかけが美術にはある。

これらが、わかりやすい文章で書かれていました。
自分の感動する感覚を文章化できる、森村さんすごい!と何度も読み返しました。
自分の美術鑑賞とも違う、見方も知れました。
(その後森村さんの著書をさかのぼったり、他の「よりみちパン!セ」シリーズも読んだりしていました。)

プレ・新書の中には、きっとちょっと気になる内容のものがあると思います。
今回紹介した本は品切れでしたが、在庫ありの本には、学びやすく今を知れるものが、たくさん。

本屋でも図書館でも、「シリーズ名」から検索すると見つけやすいです。

10代でも、それ以外でも、そのジャンルに詳しくないからこそ学びやすい。
その道の専門家によって、わかりやすく書かれており、おすすめです。