2025年を振り返ります。
2つ目はこちら。
(2つのうちの1つ目は、前の記事をご覧ください。)
『あじみコップ』電子書籍版 発売 https://kocketz.net/blog/?p=3028
展示会への出品・新規グッズの製作・販売
今年は展示会へ初出品、新しくグッズ制作もしました。
「第1回 バク展」



「hobo bakeryでの展示販売」



今までギャラリーやショップ等で、個展やグループ展は出してきました。
そこでは、主に絵や絵本原画展示+時にはポストカード・自作絵本を販売してきました。
しばらくやっていく中で、絵本をもっといろいろな方に見てもらいたく
3年ほど前から、自主制作で絵本を作って販売できるようなブースを出す展示会へ、出展を考え始めました。

↑ 出展時のお品書きはこんな感じでした
本の展示会に出すならば、数冊作ってから出てみたい。
その前に前段階としてグッズ制作と今までの制作物関連で展示・販売をやってみようと出展しました。
やはりやってみないことにはわからない!
ここからは展示会ブース出展やグッズ販売で気づいた、次回以降やるといいことを4項目書いてみます。
どなたかの参考になればうれしいです。
1■商品の価格設定
○展示会はいろいろなブースがある中で、初見で気に入ったものを買っていただくことも多い。
手軽に買えるグッズ & しばらく手元に置いてもらえる価格設定のものを、何種類か準備。
○1000〜3000円での商品数を増やす(何も買わずに通り過ぎるお客さんを減らす)
○5000円〜、10000円〜 など価格別でまとめて陳列する。
情報を知ったうえで来てくださったお客さん以外にも
たくさんあるブースの中でのついで買い、初見でお試し買いの方もあり。
まずは知っていただくきっかけを作るとよさそうでした。
もちろん商品のバリエーションも多いに越したことはないですが、見て手に取りやすい・表示がわかりやすいのも大事。
個展の時はキャプションに作品によってはじっくりと内容を書きましたが、ポップであればもっとキャッチコピーだけでもよさそうでした。
2■作品や商品の陳列方法
○「縦」に陳列する
通路反対側にいて離れている場合でも「なんだろう?」と目を引くことができる。
テーブル上に「横」へ広げるだけだと、近くに来てくれた方しか目に触れない。
(撤収時に「こんなグッズもあったなんて!」というお声をいただきました。)
初見だと「なにか買わないといけないのでは」という圧迫感で、お客さんは遠くから様子見している場合もある。
遠くから見ることのできる「縦」方向で陳列する。
それを踏まえて什器の配置決め・ポップ作成をする。
○慣れないうちは、会場に行く前に自宅でブース展示のリハーサルをする
・どのように商品を展開するか・陳列方法
・到着後展開が終わるまでにかかる時間の把握
・終了後撤収にかかる時間の把握
また、縦方向に陳列する什器や備品を、
・持ち運び(配送)のしやすさ
・設置・撤収のしやすさ
で選ぶ必要がありそうです。
3■キャッシュレス決済の利用
スマートフォンでクレジットカードや電子マネーでの電子決済をしました。
当日決済時の反応が遅くてお待たせしてしまい、結局現金で支払っていただくことに…
その後「リーダー」を入手し、安定して対応できるように変更。
(キャンペーンで入手できたのがよかったです。
頻繁に使わなくてもキャッシュレス利用の登録だけしておけば、キャンペーン等のお知らせがメールで来るかもしれません。)
リハーサルもやっていたのですが、環境が変わると通信状況も変わる。
焦らずやれるとよかったです。
4■屋外での風を想定しておく
ロングポスターとそのスタンドが風にあおられました。
屋根があるスペースでしたが、横風は想定していませんでした。
持っていたバッグとカラビナでなんとか押さえましたが、対策を考えておく必要がありました。
失敗や反省点はありましたが
新しい出会いや発見があり、やってみてよかった!
今までやってきた展示に加え、ブース出展も少しずつ増やしていきたいです。
書籍用陳列棚(試作品)
その後、親戚が展示会用の書籍用陳列棚の(試作)を作ってくれました!
こんなにコンパクトに収まります。
○折りたたみサイズ:
38.3 ✕ 47.1 ✕ 12.3 (一番出っ張った部分を含む奥行) (10.8: 出っ張り部分を除いた奥行) cm


紙芝居舞台に厚みが出た、というサイズ感。


スタンドを立てて展開し、一番上の段の背板を差し込みます。


○展開後サイズ: 38.3 ✕ 24.5(接地面奥行) ✕ 66.0 cm
○本体重量: 2.7kg
【写真撮影で載せたテーブル: 60 ✕ 45 cm 】
長机半分程度のブース出展の際にも使えるサイズ感。
ポップも一緒につけられるように作っていただきました。
小さめの本であれば、立たせた部分に背景を作って目立たせることもできそうです。
一度使ってみて、改善点を教えてほしいとのことでした。
使うのが楽しみ。
絵本や冊子を作ってお披露目できるように、準備していきます。
来年はまず作ることを重点に置いて、進めていきます。
たくさん作りたいです。
新しいことをやるのは楽しい。
次の年もやりたいこと、試していきたいです。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
