クロッキー(No.29)

いつの間にか子どもたちの成長が進んでいて、びっくりします。
これはやれる時にクロッキー・スケッチをしておかなければ、
どんどん変わっていく。時間は戻らない!
と、気持ちを改め、描ける時には描いてみようと思い直しました。

前よりも大きくなった二女の背中。体全体。

大きなサイズのクロッキー帳に描いていましたが、描ききれず。
再度同じ絵で描いてみましたが、足の先はおさまりませんでした…。

で、もう一度ここまで描いたところで、
目覚めてしまい。
どんどん動き出して描ききれなくなったため、一旦終了。

移動して、今度は長女を描くことに。

テレビを見ている横顔を描いていました。
少し大人っぽくなってしまいました。
実際に本人の顔のバランス自体も、幼児からだんだん少女に変わっていっているのでしょう。
どこかで見たような…と思ったら、自分の顔に似ていました。
娘の中の自分を見つけていたのでしょうか。

で、二女が「わたしも!」と、クロッキー帳のページ半分を持っていかれました。

長女の本を読む様子。
そしてくつろぐ様子。下の絵の上側は二女の様子です。

こうやって描いていると、絵本に出てくる幼児(3~5歳児)は、実は1歳後半や2歳くらいまでの頭と体のバランスであえて描いていることが、案外多いことに気づきます。
5歳から6歳あたりだと、もうしっかりしていて、絵にかくと子どもではあるけれど、動きやしぐさにあどけなさはずいぶん減ってきます。

締切で時間の制約がある時以外は、今を見つけていかないともう拾い上げることはできない。
娘の成長記録と、制作資料としての写真を最近見返して、つくづく思うのでした。
とはいえ、自分の次につながる制作もしたいし、やらないといけない日常の生活のこまごましたこともいっぱいありますよねえ。
やれるだけやってみます。

また描きます。