ウリ坊 メイキング

今年の干支のウリ坊、ようやくメイキングをアップします。
今回は消しゴム版に刷る方法でやりました。

まず、アイデアスケッチをもとに、絵を描いてみました。

その後、この絵をトレーシングペーパーに転写。

これを裏に向けて、消しゴム版の上にこすって鉛筆部分の線を写します。
ウリ坊の模様部分を塗るかどうか、まずは線を引きながら考えていました。
こちらは参考用。
実際は縞模様の部分が黒い色で残るように、彫らずに残しました。

そして白黒のみで刷ったものがまずこちら。

刷ったものを乾燥させて

今度は、子どもの服の部分を作り、スタンプ押し。
作った版は、この2つ。

そして、元旦のスタンプも押して完成。

1枚ずつ乾燥させました。

こんな感じにやっていました。

消しゴム版を彫るのが一番時間がかかりました。
ある程度深く彫らないと、必要な線以外の線が多くなります。
とはいえ、多少の必要外の線も味ですよね。
そこの線引きに迷いながら作りました。

あと、縁の部分にまっすぐカッターを下ろして作らないと、スタンプ押しをした時に結構ずれます。
今回、斜めになってしまい、子どもの服のスタンプ位置決めが難しかったです。
きれいにカットして正確に押すことができるようになっていれば、ちょっとしたズレがかっこよく押せます。
いわゆる手仕事の「味」となっている部分は、しっかりした技術があってこそだなと痛感しました。

お正月の更新からの間に、実は引越をしました。
まずは最低限の衣食住ができるくらいになってきました。

特にどれを残すか迷った本は、2割ほど減らして調整したところで、引越に。
その後、本棚に入れながら絞ることに決めました。
しばらくは時間がかかりそうですが、厳選したものを眺められるようになるのは心地よさそうです。
前回は好きなものを扉付きの本棚にたまりすぎたので、今回はオープン棚にしました。
整えつつ、新しい絵を描き始めたいです。