潮溜と苔庭

サツマイモの芽
新しいホームページは「潮溜」(しおだまり)、ブログはそのまま「苔庭」(こけにわ)と名付けました。今回はその由来について書いてみます。

「苔庭」は、もともと私が苔を見るのがすきということもあり名付けました。
ブログを始めた当初、ただブログというだけでなく、今までの作品を見られる場としても考えていました。
なので、作品の集まりとして、一言でなにかいいものはないかな、と考えて名前をつけることにしました。

苔は種類がたくさんあって、じっと見ていると少しずつ違っていてひきこまれます。奥深いです。集まると小さな森のようにも見えます。
そんな苔を見ていくかのように少しずついろいろな作品や絵と言葉での世界を楽しんでもらえたらと思いました。

ホームページをつくるにあたり、ただ公式ホームページとするだけでなく、「苔庭」と同じようになにか名前をつけたいと思いました。
「苔庭」が先にあったので、それと対になるようなもの・和を感じる名前がいいな、といくつか考えるうちに、「しおだまり」を思いつきました。

漢字表記は本来「潮溜り」ですが、今回は「潮溜」の表記にすると苔庭とペアという感じがして、ホームページ名はあえて「り」を省きました。

海に行き、潮溜りがあるのを見ると、潮が満ちるまで・ここまで海水が再びたどり着くまでの期間限定で、小さな生き物たちが小さな海の中で生活している。
いつもは見かけない生き物もいれば、磯の生き物もいる。
場合によっては日照りでこの水は無くなってしまうかもしれないし、潮溜りが海の中に入ってしまうかもしれない。

潮溜りで生き物たちが過ごしている、長い目で見ると一瞬のような一期一会の光景にひかれます。

このホームページ、ブログで多くの作品とその世界を出していけたらと思っています。