これさえあれば
なんでもつくりだせる
いろとかたちの くみあわせで
おもいもよらないものが できてくる
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新しい画材を試し中です。
カラーで描く際、ニッカーのデザイナースカラーを選んでみました。
1.動物毛の筆で書く際に、「筆が立つ」画材
(筆先まで神経が行き届くような細かな描写ができる)
2.動物毛の筆が傷まない
3.発色が鮮やか
4.色ムラが出にくい
5.グラデーションが出しやすい
6.対光性がある
7.印刷した場合やデジタル化した際にも、色が鮮やかである。
今まで絵本の原画となるものや、展覧会で出す絵に関しては、主にアクリルガッシュを使っていました。
鮮やかで速乾性があり、重ねて塗っても下の色が出にくい。
乾くと耐水性であるのがよかったです。
ただ、私が使い慣れている動物毛の筆だと、どうしても細かな表現がしにくい。
筆がすぐに傷んでしまうのが悩みどころでした。
アクリルガッシュも時には使いつつ、メインで使える他の画材はないか。
最近「苔庭」で描いている、色鉛筆や透明水彩も好きですが、
鮮やかにパーンと色面が出るものがほしい。
しばらく思いを溜めていて思い出したのが、中学生時代にスタジオジブリの背景画を模写して描いていて楽しかったこと。
その絵を描いたのは、おそらくポスターカラー。
それからポスターカラー周辺のことを調べてみたところ、デザイナースカラーにたどり着きました。
デザイナースカラーは、ポスターカラーよりも筆で描いたところが伸びやすく、発色もいいとのこと。緻密な作業にも向いており、混色しても濁りが少ないそうです。(デザイナースカラーパンフレットより)
早速、自分で色見本を作ってみました。
まず、一行目の色を塗っている際に、うっとりしました。
…なんてきれいなんだ!
これは描くのが楽しみ☆
上澄みのアラビアガムが出し始めに出てくるチューブの絵の具は少しねっとりして、乾いた後も少しべたついていました。
でもこれも使い続けていけば、そんなに問題なくなるのではないでしょうか。
「水で溶く時は、水は絵の具の量の約20%が適量です 。」とのこと。
今回描いた積み木絵は水彩で描くように多めに水を入れてしまい、少し水彩調になってしまったため、これもコントロールをしながら、試したい。
既に塗っているところに重ねた際や、細かな部分の描写、
グラデーションなども他の絵でもいろいろ試したい。
ああ、楽しみ!