2019年あけましておめでとうございます

前回のウリ坊は、最終的にこのようになりました。
またメイキングは更新します。

今年もこちらをご覧いただきありがとうございます。
お楽しみいただければうれしいです。
2019年は引越と新生活が始まり、いろいろなことを整えながら進むことになりそうです。
リセットにいい機会。乗り切りたいです。
本年、苔庭を読んでくださるあなたにとって、どうぞよき1年となりますように。

ウリ坊

来年の干支をもとに、絵を描いてみました。
途中段階までのスケッチをアップします。

イノシシの写真を見ていく中で、
やっぱり子どものウリ坊がかわいい!描きたい気持ちになり、
モチーフはウリ坊に決定。

最初は丸っこい幾何学模様、
シンプルなものを描きたいなと考えていましたが、
だんだんとイノシシの躍動みたいなものを描きたくなりました。

ウリ坊をもとにすると、牙はまだ生えていないので、
シンプルなデザインだと、ブタと大きな差がなくなってしまいました。
色合いによってはわからないかもしれません。

今日、実際に作るものの下絵はできました。
ここからまた加工をして作っていきます。

ケヤキの大木

今年の秋は暖かく、寒いのが苦手な私にはとてもありがたいです。
街の紅葉はもうそろそろ終わり始めた印象。

これから引越を控え、今までの荷物の見直しをしています。
制作物はある程度整理ができているのですが、失くさないようにまとめておきたいです。

その代わり、まだやる必要あるのが、紙もの。
必要かも…と取っておいた新聞の切り抜きや、リーフレット、パンフレット類。
参考になるかもと持っていた雑誌や資料。
でも今は電子化していたり、取り寄せ可能なものは図書館などで対応することも、ものによってはできるようになりました。
ある程度はかさは減らせそうです。
とはいえ、電子化を自分でする=スキャン・写真撮影 となると、なかなかの量。
引越日を締切に、思い切って手放すことも必要なのでしょう。

以前思い切って捨てた本を、後で見たかった経験があり、なかなか思い切れなかったですが、
引越先スペースにも限りがある!
なんとかやりきりたいです。

引越する度に、だんだんとその時々において自分に必要なものが見え、すっきりします。
引越をするようになる前は、引越=大変 と思っていましたが、
まあ大変だけど、楽しい方がわりと勝っています。
どんなふうに新しい住まいが整えられていくかが、楽しみです。

稚児行列天冠

秋に入ってからの週末、稚児行列に参加してきました。
娘は薄化粧し、着物・金襴(きんらん)・袴、
頭には天冠(てんがん)の衣装。
ただ、天冠は重かったのか、紐であごに固定した感触が嫌だったのか、
ほとんどつけてはいませんでした。
いとこのお姉ちゃん・お兄ちゃんと一緒に行列で歩くようになったら、
ウキウキで進んでいきました。

こちらは娘用の衣装にあった天冠。
色合いや素材感が、改めてアジアだなあと。
時期がハロウィンに近かっただけに、
アジア版の仮装行列のような気分で歩いていました。

日曜市の柑橘類


猛暑から、だんだんと秋めいてきました。
私の町でも、ミカンが出始めました。

今回の絵は高知城の城下で行われている日曜市で、
ミカンが並んでいる光景の写真を参考にしました。

描いた時はいろいろな柑橘類がたくさん並んでいる、
と写真通りの印象でしたが、
時間をおいて見直すと、
花がいっぱい集まっているようにも見えます。

ふと、キンモクセイを思い出しました。
キンモクセイはもっと花が小さいですが、
そろそろキンモクセイが咲き、
花の香りが始まる季節も来るのだなと思いました。
あんなに暑くて大変だった季節も、どんどん変わっていくのですね。

今日はだいぶ涼しかったようで、寝冷えしてしまい、
ずっと鼻水とくしゃみに格闘中。
皆さまもどうぞご自愛ください。

夏山テント

絵本も考えながら、違う作品を少し描いていきます。
マーカーでいろいろなバリエーションを描きたくなり、シンプルな絵を描こうと始めてみました。

夏山にテントがたくさん張られ、上空からのカラフルな景色。
人工的なものと自然物が一緒にあって、どちらも鮮やかで眩しい。

いくつも絵を描いて、子どものクロッキーやおもちゃのように
バリエーションを増やしてみます。

おもちゃたち

娘が遊んでいるおもちゃをスケッチしていくことにしました。
スケッチブック1冊がうまり、一度アップします。

色が鮮やかで楽しいです。
素材によってちょっとずつ色味が違い、陰影の具合が違っていたり、
よく見ると、こんな形だったのかと発見があったり、
描けそうに見えて、いざ描くと難しいものも。

1日に何枚も描くよりも、1日に1枚だけと限定し、
制限時間を設けて、集中して見て描いたものの方がより描けていました。
クロッキーと平行しながら、時々描き進めていきます。

杜-湖の中

以前描いた「森」をモチーフに描きました。
夜に小島へたどり着くイメージです。

初めに描いたのは下の方ですが、杜のところだけ昼間のような感じで、
ちょっと違うかな、と思いつつ、
こちらの方が湖の中の浮島の感じが出ていて、これはこれでありですね。
夜の話であっても、画面は暗くなくてもいい気がしてきました。

今回のシリーズは絵本の原案の、イメージを広げるために描いています。
この絵はいつも描くアクリルガッシュから、試しに透明水彩で描きました。

アクリルガッシユでは印刷しても彩度が落ちないのがメリットです。
なんども重ね、むらが生じないようにして描いてます。
正味3,4日かかっていることもよくあります。
ところが、透明水彩だと正味数時間で完成でした。
なんてすぐに描けるのでしようー!

今現在使っているこの紙は、完全に水彩向きですね。
水彩だとすいすいかけて、きれいに仕上がります。
水溶性の画材でも、向き不向きがどうしてもあるのですね。

ジェッソ下地のため、むらが生じていますが、これはこれで湿気のある空気が出ている気もします。
他の画材、アクリル、ポスターカラーなどでも試すのもよさそうです。
同じ画材でも、色の出し方を変えてみるのも手でしょうね。

続きでまた描いてみます。

森の続き ― 杜


先日描いた田んぼの中の神社の森(杜)を描いています。
神社の森なので、「杜」の方がより近いかと思い、今回は「杜」としました。

今回は習作。
マーカー(copic ciao)でどんな表現ができるかと描いてみました。
曲線の細かな幾何学模様は、マーカーだとくっきり出て、向いているようです。
テキスタイルのデザインにも合いそうです。

この紙にはジェッソを塗布していて、鮮やかに発色しますが、じんわりにじみます。
マンガのイラストを描くような紙、つるつるしたケント紙の方がにじまず済むのかな?

透明水彩で描いた試作は、また次回に紹介します。

いつも通る田んぼ道の真ん中にある
神社の森を定点観察しています。

季節によって
花が咲く 緑が萌える 紅葉 葉が落ちる
などの変化があります。

浮島のようで、見るたびに美しく不思議で見とれます。