バク | 水彩画・コラージュ / バク展

バク、過去に描いた作品を出してきました。
バクの白黒のからだ、ゆったりした雰囲気。
そこから連想した、淡いカラフルな画面になっています。
また現在の自分の表現でバクを描きたいです。

こちらは学生時代に参加したグループ展で発表したもの。
動物園のマレーバクを粘土で立体として作り、それをもとに描きました。

その当時、実習でやっていた銅版画(エッチング)の銅板の端材も使って(ピンクの部分)。
エッチングの描画で、シンプルな線画だとどんな感じになるか試したもの。
今になれば、エッチングならでは細かい表現の方がマッチしていると思うのですが、あえてやっていました。
この絵をもう一度描くならば線の太さの違いが出る彫り方もいいな、など年数経ったからこそ見えてくることもあります。

こちらは水彩画。中の部分はB3(≒四つ切)と私の作品の中では大きめです。

これは上の水彩画の習作。
いろいろな色を出したくて、試行錯誤しています。

今描くならどんなふうになるだろう。
近々大好きなバクを再び描いてみます。

こちらでお披露目できるように!

竹尾ファインペーパーメモパッド・名古屋巡回展2024

紙と色が好きです。

小さい頃は
・通販広告の商品(靴下など)色見本を何種類も切り抜き取っておいた。
・折り紙・千代紙をそれぞれ微妙に違う色合いのものをグラデーションにして並べて集めていた。
・小学校入学時に祖母に36色の色鉛筆を買ってもらい、自分の好きな色の並べ方にしてずっと使っていた。(ちなみにその入れてあった缶ケースは、長女が今も使っています。)

学生時代で行動範囲が広がってからも
・紙見本を集める
・画材屋で絵具や色鉛筆などの画材の色見本をもらってくる
・自分で使っている画材の色見本を作る
・印刷見本を取り寄せて、紙・色の違いを見比べる

ずっとこういうことをしている気がします。

そんな中、紙の商社である竹尾の先日応募したメモパッドプレゼントに当選しました。
ありがとう竹尾さん!

カラフルで、触感・視覚にも楽しい。
見ているだけで楽しくなります。

こちらが届く前に、展示会も見てきました。

東京で展示されている際に見てきたかったのですが、別件で時間が取れず。
名古屋に巡回あれば、その時に行こうと楽しみにしていました。

同時に2展示で会場の都合もあるため、東京展よりかは出展数が限られていたのは残念。
それでも最近の表現や変わらずインパクトのあるもの、装丁やデザインの斬新なものを見られ、刺激を受けました。
見に行けてよかったです。

かつてはよくデザイン展に足を運んでいましたが、以前ほどは行けていませんでした。
ものづくりをするならば、実物を見られる機会をどんどん取るべしと再確認。
ものとして存在する、視覚・触覚・嗅覚・存在感いくつもの感覚を刺激する、紙ものの良さを感じる展示でした。

名刺(後編) 色校正2回め→エンボス

1回めの色校正で色が沈んでいた、黄色の部分。
(前回までの流れ:名刺(前編)ロゴ描き→色校正1回め

画像補正し、色校正の2回めでは色は改善。
これで印刷をお願いしました。

次は、名刺用紙を中本本店さんから、エンボス加工会社のコスモテックさんへ。
この時点で名刺は、印刷後に化粧裁ち(名刺サイズのカットをきれいに行ったもの)されています。
それに合ったロゴ部分の金型を、事前に作成いただいています。

コスモテックさんは、グラフィック社の『デザインのひきだし』の表紙加工で知りました。
精度の高い美しい箔押しが魅力。

『 デザインのひきだし 』 表紙加工とコスモテック|コスモテック|note
https://note.com/cosmotech/m/m4d87b26dc0d1

自社・企画依頼どちらでもすてきな印刷物で魅力的です。

大和板紙さんから「細かいエンボス加工をするならば」とおすすめいただいたのが、コスモテックさんでした。
アドバイスいただいた後も、さてどうしようかと大変恐縮しておりました。
なぜなら…

上記のような高度で装飾的なものを扱っておられるすごいところ!のイメージがあり、私なんぞがお願いしてよいものか…と。
ご相談させていただいたところ、このデザインで問題なくできると、さらっとお返事。
心配・不安な部分は、都度メールで親切にご回答いただき、大変心強かったです。

エンボスの校正で見たときに、「おおおー!!」と思わず声が出たエンボスがこちら。

すっごく盛り上がっている!
特に3時の角度にある、細かな形(渦巻きや星、八方に広がる模様)もきっちり出ているのに感動。

裏側も

しっかりへこんで出ている!!
頭の中にあった想像が、美しく「もの」となって現れるすごさ。
しばらく「うおー」「わー」と、うなっていました。

エンボス校正でOK!となり、加工をお願いして届いた束のうち、100枚がこちら。

印刷用紙:バルキーボール は厚みあるので、100枚も圧巻です。
とはいえ、名刺20枚を名刺入れに入れても大丈夫な厚みなので、そこまで問題ありません。

これを今後イベントや展示、自己紹介の際に使わせていただきます。
どんどん配れるように、新しい作品やグッズをコツコツ作っていきます。

いろいろな方々にお世話になり、ようやく仕上げることができました。
また印刷物はこれからも作っていきます。
その際はどうぞよろしくお願いします。

そして読んでくださっているあなた、発表されるイベント・展示の際はどうぞお越しくださいね!