もくばがゆれる


ゆらゆらゆれて ねむくなる
もくばのしたに あるのはなあに
もくばのおもちゃ? もくばのまくら?

もくばにゆられて かんがえるうち
だんだんだんだん ねむくなる

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Rocking Horse

The origami horse that my daughter folded.

これは小さい頃先生が


七夕祭り かんむりかぶって みんなで踊った
そのとき なぜか バナナをつけた

運動会で かんむりかぶって みんなで踊った
このとき ダンスの唄が パイナップル

楽しけりゃ 変身するもの なんでもいいわね

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Paper crown made by teachers

A paper crown made by a nursery school teacher.
The banana crown was worn when dancing at the Tanabata Festival.
My daughter wore the pineapple crown at her sports day dance.

The Tanabata Festival is usually held around July 7th or August 7th every year in Japan.
On this day, people hang colorful papers where their wishes are written on bamboo branches. 
It’s based on the legend of Orihime and Hikoboshi and represents two stars, Vega and Altair.

たりなくてもたこさん


あしがたくさんある たこさん
あしをたくさん つくるうちに
きづいたら いっぽん どこか わからない
それでも はなれてみてみたら
たこさんは たこさん
たこさんは たこさん 

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Octopus made from toilet paper tube

While my daughter was making a lot of legs, she accidentally cut off part of the legs she had made.
Despite some troubles, she liked this octopus.

七夕の二人


織姫と彦星
たぶんこのかんむり 左が彦星 右が織姫
いやちがうかも 織姫が左 彦星が右
きっとどっちであっても どっちでもいい

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The Tanabata Festival crown

This paper crown is Hikoboshi and Orihime.
The Tanabata Festival is usually held around July 7th or August 7th every year in Japan.

This is an annual event that celebrates the stars, which is based on the story that Hikoboshi and Orihime, who are separated on both sides of the Milky Way, reunite once a year on the night of Tanabata.

【予告】4/3 新作絵画発表 2024春


ここ最近描いていた絵画作品を、まとめて出します!
今回は絵具で描いたものを。
画像は今回公開する作品のヒントです。

これなんだ?

ここに描いたもの以外でも、材料集めしていた作品に、ようやく取り組めそうです。

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(5/11追記)
上の「新作発表2024春」バナーのコンセプトは、こちらにまとめました。
ご興味ありましたら読んでみてください。

新作発表2024春バナー
https://kocketz.net/blog/?p=2626

クロッキー・スケッチ(No.32)

久しぶりにクロッキーをしました。
娘2人が遊んでいる様子。
幼児体型と少女体型。
体のバランスも、動き方も、その時々しか見られない。
けど、日々のあれこれに流されて、前に描いたときから間が空いていました。

その時その時でやっておかなくてはいけないことと、
その時にやっておきたいことのバランス。
子どもたちの様子も、だけど、自分自身も当然変わっていっている。
やりたいことはたくさんある。
やらなくてはいけないこともたくさんある。

かといって、きつきつに全速力でなにもかもやることはできない。
そのペースでやると、大きな失敗したり、自分が体調崩したり。
子どもの方にトラブルがあったり。

こうやっていつのまにか、過ぎていくのだろう。
とりあえずやれることは、写真に残すことと、なにかしらものつくりを続けること、かな。
またどんどん変わっていくのでしょう。

図書館総合展2023 アカデミックブース第1位受賞


鷹のロゴ、ポスター、イラストを担当した「あらまし読み」が、
昨年の図書館総合展、来訪者投票アカデミックブース部門で、
第1位受賞とのご報告をいただきました。
(写真はご報告時にいただいた画像です。)

会場ポスターにもイラストを掲載いただきました。
写真1枚目の中央にある白黒の鷹の絵、
グリーンの背景に6羽の鷹が飛んでいる絵が、私の絵になります。
たくさんの方々に見てもらえ、受賞もされたとは嬉しいです!

ブースに飾られた大きいポスターは、作成時にご相談も受け、お話もしていました。
「あらまし読み」を知らない人が見てすぐ興味をもてるようなレイアウトや、
掲載内容の取捨選択についてもお話しました。

「あらまし読み」推進会の、推進員や協力者も増えているそうです。
「あらまし読み」ではレポート課題作成や、情報入手・編集のための読書スキル向上の、
ワークショップ開催・読書教育をされています。
学生の学習にも役立つし、将来の自分のスキルアップにも役立つ内容だと思います。
イラストがお役に立てたようでよかった!

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会場ポスターに掲載されたイラストは、こちらになります。

「あらまし読み」ホームページ 表紙絵
https://kocketz.net/blog/?p=1991

「あらまし読み」6羽 バージョン
https://kocketz.net/blog/?p=2164

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図書館総合展
【発表】ポスターセッションおよびアカデミック出展2023への授賞
https://www.libraryfair.jp/news/2023-12-20

あらまし読み〈探究〉の入口となる新・読書術【公式】X(twitter)
https://twitter.com/aramashiyomi

「あらまし読み」ホームページ
「あらまし読み」からはじまる主体的な学び – あらましメソッド
https://www.aramashi.online

クリスマスリース


秋が過ぎ 冬が来ると
1年に1度 やってくる
信じるところに お楽しみ
光 食べ物 プレゼント
来年も 楽しめますように

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Christmas Wreath

When autumn passes and winter comes
Christmas is coming
Santa’s treats come to children who believe in Santa once a year
Illuminations, feasts, and gifts
I hope you enjoy it next year too

桃八重山茶花



日陰から 姫がやってきた
柔らかで 芯の強い美しさ
周りのつややかな葉も 強い味方
静かに確かに そこにいる

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Double-flowered Pink Sasanqua

A princess appeared from behind the garden.
She had soft and strong beauty.
The surrounding glossy leaves are also a strong ally.
Quietly, surely she is there.





庭の日陰に咲いたサザンカの花です。
はじめこの絵を描いた時、ツバキだと勘違いしていました。

ツバキとの違いは花。
サザンカは日本では11月頃咲き、花びらが落ちます。
花びらの桃色で庭先が明るくなります。


This is a sasanqua flower that bloomed in the shade of the garden.
When I first drew this picture, I mistakenly thought it was a camellia.

The difference from camellia is the flowers.
Sasanqua flowers bloom around November in Japan, and the petals fall off.
The pink petals will brighten up the garden.



グラデーションの描き方 アクリルガッシュとポスターカラー


前回の投稿で、
水張りした紙に、ポスターカラーでグラデーションを描く方法
を学んだことを書きました。

今回は、今までよく背景用で使ってきたアクリルガッシュと、ポスターカラーで描く際の違いを書いてみます。

ポスターカラーで描く場合

  • 絵具が若干もったりする程度に薄める。
    あまり水を入れ過ぎない。
  • 画面に筆を入れる際、できるだけ絵具を拭う。
  • アクリルガッシュと比較して乾くのが遅いため、じっくりグラデーションの調整ができる。
    ただ、何度も同じところを筆で行き来せず、さっと仕上げる方がきれい。
  • 乾くのが遅い分、「水消し」(一度絵具をのせた部分を、水をつけた筆で拭い取る。)ができる。
    紙の白い地の色を出すことで、次のモチーフを描くことができる。
  • 乾いてからも、水分が画面にかかるとにじむため、絵具を重ねる際に絵具の水分量に気をつける必要がある

アクリルガッシュで描く場合

  • 絵具は筆が動かしやすく、ムラができないくらいに薄める。
    濃度はポスターカラーよりだいぶ薄くする。
  • 絵具は性質上ポスターカラーより硬いので、横縞はできやすい。
    繊細さやグラデーションの階調のスムーズさは、ポスターカラーの方かも。
    描き手の筆運びの味が出せるのは、アクリルガッシュの方かもしれない。
  • ポスターカラーより速乾性があり、早めに仕上げる必要がある。
    (ワークショップで描いているときでも、紙の方の湿気は割と早く乾きました。
    結果的にきれいに仕上げるには、すばやい動作と判断力なのかも。)
  • 乾くと、耐水性。
    絵具を重ねてもにじまなくなるので、何度も重ねて描きやすい。
    ただ、背景色が濃い場合、白・淡い色のモチーフを描くと透ける。
    さらに下地を塗った上で描くか、予めマスキングなど塗らない手法を取る必要あり。

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「描きたいモチーフや色合いによって、ケースバイケース。」
というのが、現段階での結論です。

スキャンし出力した色合いが鮮やかなのは、アクリルガッシュ。
あまり調整しなくても、原画に近い印象でデジタルスキャンや撮影がしやすいです。
ポスターカラーも鮮やかですが、原画の印象に近いものにする場合は、少し調整した方が忠実になります。

筆さばきがスムーズで、細部の描き込みに向いているのは、ポスターカラー。
コリンスキー、リス、羊毛のような天然毛の筆も、毛を傷ませにくい。
これらは毛先が効いて、細部の書き込みがしやすいです。

(動物毛の筆が入手しづらい場合があり、代用品として人工毛で、コリンスキーやリス毛に似せたものも出てきています。
私も持っていますが、まだ試しきれていません。
これもグラデーション同様、試していきたいです。)

背景に使う色は、最近あまり多く混色しません。
混色すると、鮮やかさが少し落ちる場合があるからです。また、絵本で同じ色を何度も再現したい時、追加で作り直しをすると、色味が微妙に異なることも。
そのため、ポスターカラーかアクリルガッシュかの選択は、あまり混色せず、絵具そのものの色の中に求める色があるか、が判断材料となりそうです。