散歩のお土産 続き

先月に引き続き、外出の少ない時期は散歩の帰りに摘んで持ち帰り、
うちでは眺めながら描いていました。

しばらく瓶に入れておくと、摘んでからでも
花が開いたり閉じたりを繰り返すこと、
ついには綿毛になっていくことも知りました。
生命力すごい。

最初は生けていたのが、水に浮く姿もいい。
浮いて無重力のように草が広がるのを描くと、模様のようにも見えました。

静かに、確実に、変わっていく姿。
その時その時でまた別の美しさ。
机の上で、台の上での楽しみです。

その後、また違う描き方も試していました。
続きはまた。

散歩のお土産

引越す前はよくしていた散歩。
陽気もよくなり、元気になってきました。
少しずつ再開。前のペースに戻りつつあります。

初めは、長女が摘んだカタバミとスミレ。
迎えた夫がガラスのコップに生けたら、なんだか描きたい!
勢いで描いてみました。
ぬりえとして遊べるなと思いながら。

せっかくの春。
日々のはっとしたものをちょっとずつ描いてみることにしました。
次は、公園で拾ったツツジとツバキ。
ベンチの木枠に収まりました。

買ったらお花付きのコリアンダー。

カタバミとスミレは案外長持ちでした。
特にカタバミは丈夫です。

楽しくなってきたので、今度は私がエンドウ付きのカラスノエンドウとハルノノゲシ(たぶん)を摘んでみました。

ハルノノゲシはすぐに名前が思い浮かばず。
昔の図鑑からひっぱってきました。
図鑑には「花は5月~8月に咲く」とありましたが、今年はだいぶ前から温かく、もうしっかり育っています。
生けている間にも生長していて、ついには綿毛ができました。
茎にはびっしりアブラムシたちも。よく見ると動いていた!

よく見る草花や雑草も、私の小さい頃とはどんどん種類や時期が変わっていそうです。
身近にあるものをいっぱい調べて、同じ時間を過ごすと、なかなか深い世界がありそうです。
どんどん深掘りしてみたくなりました。

クロッキー(No.28)

長女が月に数回「帰ってきてから一緒に絵を描こう」という時があります。
ともに描いて、見せあう。

描いた内容が以前より具体的な描写になりました。
最近は生活の中の絵(園で友達と遊んだ、家族と家、好きな食べ物など)が多いような気がします。
もっと小さい時の抽象画も、今の絵もそれぞれ面白さがありますね。

先月描いたものを踏まえ、肢体のつながりや足の様子にフォーカスして、
二女の昼寝の様子を書きました。

起きてからの動く様子も。

そしてとうとう鉛筆を持ち、ぐりぐりと描くようにもなりました。

寝ている様子は、あぐらの体勢で描いていました。
その後、産後のお尻の痛みが再発。恥骨結合炎ではないかとのこと。
改善しようとストレッチや筋トレを、少しやりすぎてしまったかもしれません。
2人を自転車に乗せて動くのが多かったことや、
なかなか外出しづらい時に、歩く時間が少ないことも影響したのでしょう。
描くにもまずは体が大事。短期的にはまず痛みを改善、長期的には運動して体を戻して、変えていきたいです。(いい方法があればぜひ教えてください!)

さて、 桜が本格的に咲く春が訪れました。
しばらくクロッキーが多かったですが、そろそろ違うモチーフや描画材で描きたくなってきました。
クロッキーも定期的に続けていきます。
また描きます。

クロッキー(No.27)

「クロッキー」というタイトルなのに、最近スケッチの投稿が多かったですが、今月はクロッキーです。

というのも、今月はじっくり描くには不向きな状況でした。
二女はな・せきの風邪 → 長女インフルエンザ → 二女胃腸風邪 → 長女胃腸風邪 → 私胃腸風邪 → 夫胃腸風邪 → 二女1日のどこかで微熱継続中
家族皆が元気だったのは正味1週間なかったかも。
なかなか外出も運動も少なく、一緒に静養するのに付き合ってこもりがちな1か月でした。

私が一緒に寝転んでいると、ようやく寝る子ども。
いや、むしろ付き合っている私の方が寝ていたような…。
子どもたちは体調不良のはずなのに、いつもどおり元気でした。

状況が少し落ち着いた時期になり、歩き始めた二女の様子をすばやく描こう!と意気込んでおりましたら、

二女の動いているところを描き始めてまもなく授乳をしたら、一気に眠ってしまいました。
これを描いた時の二女は、まだ本調子ではなかったのですね。

寝ながらも少しずつ動きます。

あまり深く寝ていなかったようで、足や手は起きている感じもします。

全体を描こうと思いつつ、描き始めたのは頭部からで、足が収まり切れず。
指の部分を描こうとしたら、かかとのあたりがなんだかビーチサンダルのようになってしまいました。

刻々と動きが変わるので、目立ったところをさらに描いてみました。
手の動きがいかにもこの時期の赤ちゃん。

3枚目にしてだいぶ形をつかんできたと思ったら、起きてしまい、終了。
顔や手の形はある程度描き慣れてきたのか、数枚描いていると少しずつ自分の手が描く動きを思い出してくれます。
それに対して足は、いろいろな角度と、体ととのつながりを描くには、もう少し量を描く方がよさそうです。

大人を描く時、上半身と下半身のバランスと、肢体部のつながりを描くのを迷う時があります。
大人と比べると、赤ちゃんや幼児の方が丸い曲線で一体化しているからか、体の各パーツとのつながりは描きやすい気がします。

また描きます。

クロッキー(No.26)

今回はクロッキー帳に描いた、カラーのスケッチです。
眠る二女と、

描く長女。

じっとしている状態は、描きやすいです。
少し動いているところは、ちょっと実物とずれています。

写真で一方向から描いていると、きれいには描けるけど、ちょっと距離を感じる絵になることがあります。
クロッキー帳に描いている絵は、正確さよりもその時の臨場感を出したくて描いています。

今まで描いてきた絵の多くは、同時に写真も撮っています。
実物を直接見て描いた場合・写真だけを見て描いた場合とを、比較するのもおもしろそうです。

作品の中で子どもを描く時には、臨場感も絵の物語に入りこみやすい姿も必要かなと思っています。
絵も写真も近い将来への蓄えです。

また描きます。

2020年

あけましておめでとうございます

今年は妊娠出産等で寝不足だったここ数年よりも、眠れるでしょう!
十分眠れていると、一番生活が充実します。
眠ることで余白が生まれ、頭の中でアイデアや新しい生き物たちが動き出します。

筋トレを兼ねてのクロッキー・スケッチを続ける日々でしたが、
子どもたちが園に通いだす春頃から、少しずつ絵本制作やカラーの絵を描いていきたいです。
それまでは制作環境整備や、しばらくできていなかった更新事項を整えていきたいです。

今年もご覧いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。

クロッキー(No.25)

授乳後眠り、そのままお昼寝する日が増えてきました。
寝ていればじっくりかけます。
今回はクロッキーというよりもスケッチが多いです。

普段縦向きで描いているため、横向きの状態で描くとバランスが違っています。

描いている途中に向きが変わり、違う表情を描き足しました。

膝上にいる様子を、さらに上から見たところ。

描いているうちに、髪の毛が広がる様子がおもしろいことに気づきました。

紙を変えて頭全体を描こうとしてみますが、

なかなか全体が収まり切れず。

髪の毛の広がる範囲は、思いのほか広かったです。


今年は引越に出産に大きな変化のある年でした。
新居もだんだん片付いてきており、あともう少しで終わりそうです。
長かった…。ですが、終わりが見え、もっと使いやすく整えられそうです。

新しい家は、どこへも行きやすい場所にあります。
近い将来国内でも海外でももっと動きやすくなります。

夜間授乳がほとんどなくなり、まとまって私も眠れるようになり、
久しぶりに頭が回転し始めました。
「苔庭」では、しばらくクロッキーの更新が続いていましたが、
来年はしばらくできていなかった制作の再開もします。
ご覧いただきありがとうございます。

また描きます。

クロッキー(No.24)

二女はなかなかお昼寝しません。
しかし、離乳食を食べ授乳した後はエネルギーを出し切るのか、
そのまま寝てしまうことも。

その後目を覚まして、途中まで飲んでいた哺乳瓶で遊んでいました。
授乳を始めるタイミングで、スケッチブックと筆記具を近くにおいておけば、
寝ている状態の絵を間近でじっくりかけそうです。
これからやってみよう…!

今回はそんな間近ではなく、上から見たり

遠目に後ろ姿を追ってみる。

一瞬の状態の輪郭を追ってみます。
だんだんと体のパーツのどのあたりに凹凸があり、この時期ならではの体の形、動きの特徴があるか、ぼんやりと感じるものがあります。

これがもう少し動くようになると、また変わっていきます。
少しずつ確実に変わっていくのを全部は追いきれないけれど、
どうにか細切れにでも描き留めてみたいです。

大人よりも小さい子の方がよりパーツの凹凸が見え、

「子ども」を描こうとする場合の特徴を選び取るのに役立ちそうです。
「子ども」に限らず、どのようなものでもずっと追っていけば、見えなかったわずかな境界を見分けられるようになるのかもしれないですね。

ずっと二女を描いていたら、戻ってきた長女が
「私も描いて」と言うので、描いてみる。

目まぐるしく変わっていく動きに追いつききれていませんが、パーツの特徴や動きに姉妹の年齢差を感じます。

後で見て、絵で長女と二女とのスピード感の違いを見つけました。

長女、先月のうんちブームは去ったようですが、その代わりに
「ぶーち」
と繰り返しています。
「うんち」の隠語になのか、音を出す口が楽しくて言っているのか、はたして…?

体の傾きにも、赤ちゃんのやわらかな柔軟性。
全身で生きていくことを覚えたいのが伝わってきました。

左側の二女の様子は、顔をピックアップして描いたものの、動きと描くスピードがかみ合わず。
でもまたそれがなんだかおもしろくて、ミスマッチのまま描き続けてみました。

今月は動きと線を追っていましたが、そうだ、服の柄や色をもっと変えてみようと思っていたんだ、と、思いだした1枚。
また、服にも色・柄を追加して描くのを遊んでみます。

ここ2,3日でハイハイが高這いになってきた二女。
バランスのとりづらい動こうとする私にもしがみついてまっすぐつかまり立ちできるようにもなりました。立つ日も近そうです。

私が「バイバイ」と言うと「バイバイ」とは言えないものの、音を真似しています。他の言葉でも同じように声を出していて、改めてヒトはこうやって言葉を獲得していくんだろうなとしみじみしました。

好きなひととコミニュケーションを取りたい
自分のやりたいことを広げたい
から、言葉を覚える。
まだまだ覚えるべき言葉は私にも多くあるなあ。

また描きます。

クロッキー(No.23)

二女がだいぶ動き回るようになりました。
寝ている間にスケッチを。

長女の時も今の二女と同じ頃に、スケッチができるようになってきたと思いだしました。

参考までに、今の二女に近い時期の長女のクロッキー・スケッチ
クロッキー(No.2)
クロッキー(No.3)

過去に描いたものを見ていると、二人になって余裕が出てきたところ、もっと真剣にやるべきところを感じて、
少しでも多く描きたいなあと思います。

そんな長女ももうすっかり幼児。
少し前は「バカ」、最近は「うんちっち」を笑顔で繰り返し言っています…。
マイブームが過ぎるまではちょっと大変。
「バカ」は、注意するようになったら、徐々に言わなくなりました。

「うんち」は、初めは注意していましたがあまり効果がなく、だんだん私も切り返して

私:「(長女)ちゃんは、うんちが大好きなんだね。うんち大好き(長女)ちゃん。」
長女:「(笑いながら)「ちがうの。(長女)ちゃん。」

私:「(長女になったつもりで)わたしのすきなうんちは、バナナうんちです。
ころころうさぎうんちはあまりすきじゃありません。」
長女:(笑いながら)「ちがうの。」
と、やりとりしています。

場面によっては「うんちうんち」言わなくなるといいけどなあ。
とはいえ、やっぱりうんちの力は絶大なんだなとしみじみ感じるのでした。

再度、クロッキーも。
二女の手足や、

動いている時など。
二女は描いている時、スケッチブックや鉛筆などを触りたくなってきたようです。
二女が画面に触り黒くなってしまったものも、今回あえてアップしてみます。

速く動くようになり、動いている状態を描こうとすると、まだ揺らいでしまいます。

速いと言ってもまだ対応できる速さ。
長女のその時期を振り返ると、この時期は日々変化を感じやすい貴重な時期です。

だいぶ外出しやすい秋らしい気候になってきました。
季節の変わり目で、家族それぞれがちょっとした体調不良で病院通い。
これからの制作再開のための保育園申込や現況届の提出。
そのための事前の調べものや見学。
夜間授乳が終わりそうで、終わらない。

睡眠がとれるようになると、絵本のアイデアも思いつくようになってきました。
じわじわ湧いてきたことを、少しずつまとめて、形にしたいです。

今回は、以前にもらったパステルペンシルという色鉛筆の芯がパステルでできたもので描いてみました。
クレヨンとはまた違った、さらさらした描き味。細部も描きやすい。
クロッキーの時はクレヨン、スケッチの時はパステルペンシルがいいかも。
作品を描く時は組み合わせてみると面白そうです。

また描きます。

クロッキー(No.22)

選んだ色でだいぶ印象が変わり、新鮮に見られます。
いろいろ描き続けたいです。

二女はお座りができるようになり、ずりばいで辺りを動き回り始めました。
ダイニングテーブルの椅子に座っていると、足元にやってきて、小さな手で足を触ってきます。なんだか子犬のようです。
爪は定期的に切りますが、小さい分、圧がかかるのか、突き刺さる感じでチクチク痛いです。

私や長女が触るものを自分も触ってみたいようで、今この時もPCやマウスをカリカリ触っています。
携帯電話も落とされました…あまりお昼寝しないので、格闘しながらの更新です。

今回は長女も描いてみました。
長女の顔というより、表情や動きが目まぐるしく変わる情況を描いた感じになりました。
長女の今、好きな色は、ピンク、黄色、紫。
とっさに選んだ色で描いたのが、今の長女の雰囲気になりました。

正面で見た時に唇のピンクの印象を感じ、
横顔にした時に唇を同じように描きましたが、少し過剰になったかな?
あえて加えず、少し物足りないくらいでもよさそうです。

また描きます。