稚児行列天冠

秋に入ってからの週末、稚児行列に参加してきました。
娘は薄化粧し、着物・金襴(きんらん)・袴、
頭には天冠(てんがん)の衣装。
ただ、天冠は重かったのか、紐であごに固定した感触が嫌だったのか、
ほとんどつけてはいませんでした。
いとこのお姉ちゃん・お兄ちゃんと一緒に行列で歩くようになったら、
ウキウキで進んでいきました。

こちらは娘用の衣装にあった天冠。
色合いや素材感が、改めてアジアだなあと。
時期がハロウィンに近かっただけに、
アジア版の仮装行列のような気分で歩いていました。

日曜市の柑橘類


猛暑から、だんだんと秋めいてきました。
私の町でも、ミカンが出始めました。

今回の絵は高知城の城下で行われている日曜市で、
ミカンが並んでいる光景の写真を参考にしました。

描いた時はいろいろな柑橘類がたくさん並んでいる、
と写真通りの印象でしたが、
時間をおいて見直すと、
花がいっぱい集まっているようにも見えます。

ふと、キンモクセイを思い出しました。
キンモクセイはもっと花が小さいですが、
そろそろキンモクセイが咲き、
花の香りが始まる季節も来るのだなと思いました。
あんなに暑くて大変だった季節も、どんどん変わっていくのですね。

今日はだいぶ涼しかったようで、寝冷えしてしまい、
ずっと鼻水とくしゃみに格闘中。
皆さまもどうぞご自愛ください。

夏山テント

絵本も考えながら、違う作品を少し描いていきます。
マーカーでいろいろなバリエーションを描きたくなり、シンプルな絵を描こうと始めてみました。

夏山にテントがたくさん張られ、上空からのカラフルな景色。
人工的なものと自然物が一緒にあって、どちらも鮮やかで眩しい。

いくつも絵を描いて、子どものクロッキーやおもちゃのように
バリエーションを増やしてみます。

おもちゃたち

娘が遊んでいるおもちゃをスケッチしていくことにしました。
スケッチブック1冊がうまり、一度アップします。

色が鮮やかで楽しいです。
素材によってちょっとずつ色味が違い、陰影の具合が違っていたり、
よく見ると、こんな形だったのかと発見があったり、
描けそうに見えて、いざ描くと難しいものも。

1日に何枚も描くよりも、1日に1枚だけと限定し、
制限時間を設けて、集中して見て描いたものの方がより描けていました。
クロッキーと平行しながら、時々描き進めていきます。

杜-湖の中

以前描いた「森」をモチーフに描きました。
夜に小島へたどり着くイメージです。

初めに描いたのは下の方ですが、杜のところだけ昼間のような感じで、
ちょっと違うかな、と思いつつ、
こちらの方が湖の中の浮島の感じが出ていて、これはこれでありですね。
夜の話であっても、画面は暗くなくてもいい気がしてきました。

今回のシリーズは絵本の原案の、イメージを広げるために描いています。
この絵はいつも描くアクリルガッシュから、試しに透明水彩で描きました。

アクリルガッシユでは印刷しても彩度が落ちないのがメリットです。
なんども重ね、むらが生じないようにして描いてます。
正味3,4日かかっていることもよくあります。
ところが、透明水彩だと正味数時間で完成でした。
なんてすぐに描けるのでしようー!

今現在使っているこの紙は、完全に水彩向きですね。
水彩だとすいすいかけて、きれいに仕上がります。
水溶性の画材でも、向き不向きがどうしてもあるのですね。

ジェッソ下地のため、むらが生じていますが、これはこれで湿気のある空気が出ている気もします。
他の画材、アクリル、ポスターカラーなどでも試すのもよさそうです。
同じ画材でも、色の出し方を変えてみるのも手でしょうね。

続きでまた描いてみます。

森の続き ― 杜


先日描いた田んぼの中の神社の森(杜)を描いています。
神社の森なので、「杜」の方がより近いかと思い、今回は「杜」としました。

今回は習作。
マーカー(copic ciao)でどんな表現ができるかと描いてみました。
曲線の細かな幾何学模様は、マーカーだとくっきり出て、向いているようです。
テキスタイルのデザインにも合いそうです。

この紙にはジェッソを塗布していて、鮮やかに発色しますが、じんわりにじみます。
マンガのイラストを描くような紙、つるつるしたケント紙の方がにじまず済むのかな?

透明水彩で描いた試作は、また次回に紹介します。

いつも通る田んぼ道の真ん中にある
神社の森を定点観察しています。

季節によって
花が咲く 緑が萌える 紅葉 葉が落ちる
などの変化があります。

浮島のようで、見るたびに美しく不思議で見とれます。

クロッキー(No.15)

ある日、スケッチブックを片付けようとしたら
娘「(スケッチブックに絵を)かきたいー」と。

遊んでいたおもちゃを片付け、
引出しから鉛筆の入った箱を出してきました。

娘「いっしょにかこう」「おかあさん じょうずに かいてね」

今までは私が描いているところに、自分も鉛筆を持って加わっていました。
私側からすると、制作の中断ですね。
それが今回「一緒に描こう」となって、娘も別にスケッチブックで描くことになりました。
びっくりしました。

年末に私と同じ・表紙サイズ違いのスケッチブックを、娘用に買いました。
同じものを使えるのが嬉しいようです。


娘を見ながら描く時間が増え、描きやすくなりました…!
今回はクロッキーというよりも、スケッチです。


紙それぞれを、15分くらいで描きました。
前は遠くで描いていても、すぐに中断させられることが多かったので、
これだけ近いところで描けるになったのだなあと成長を感じました。
私の絵の方は、まだまだですが。
これから描き続けることで変化するのも楽しみです。

それぞれのスケッチブックに描いていたところ、
娘「うさぎさんだよ」と見せてくれました。

たしかにうさぎっぽい。
私が娘のスケッチブックに「うさぎさん」と書くと
娘「これ かいたら だめよ」と怒られ、私の文字を消しゴムで消していました。

スケッチブックの横側から見ていた私の位置からも、うさぎらしい耳が見られました。
どちらの向きでも楽しめる絵。おもしろい。

私が夢中になって描いていて、私のスケッチブックと娘のスケッチブックが重なってしまったら
娘「やめて」
と、はらいのけられてしまいました。
これから、もっとしっかりしてくるんだろうな。
そして、描きやすくなってくるのかも。
大きくなって、「描かないで!」と言われ、描きづらくなるまでは続けてみたいです。

また描きます。

クロッキー(No.14)

久しぶりにクロッキーを更新します。
昨年12月から4月初めまでのクロッキーより抜粋してみました。

この頃は、テレビを見ている様子を描くことが多かったです。
あるいは、お絵かきしたりなにか物を持っている時など、意識が別の場所に集中しているのをねらって描いていました。

左向きの横顔や


後ろから見た様子

右向きの横顔も

娘「これは?」
私「(娘)ちゃんの横顔だよ。」
娘「あーそうなの」

少しうつむいている様子も追加して。

じっとしている時間にはじっくり描けてうれしい

動いている時は単純な線に

描いているうちに、必要な線が見えてくる時も。


手探りで形を取り

一部分から全体像をとらえたいところ。

目・鼻・口のバランスを試しています。
横顔の頭部の形とバランスも迷っていました。

横顔で目の引っ込んだ様子、頬のぷっくりした様子をとらえることに慣れてきた頃です。

全体像も少し描きやすくなりました。

とはいえ、まだまだ本人の顔からは少し離れています。

寝ている時間も短くなり、途中で起きてしまいました。
途中描きで終えてみました。

娘のこの頃は、
・母がスケッチ・クロッキーを描くのが気になる。
・私も同じスケッチブックに描きたい。
そのため、中断を余儀なくされ、とにかく慌てて描いていました。

最近描いたものを続けて更新します。
また描きます。

描き進めています


先月描いていた絵本の原画、続きを描いています。
まだまだ先はあります。
こちらは描き終えたものですが、これ以外のものを並行して描いています。

シンプルゆえの難しさ。
描けた時の喜び。
絵本以外の絵も描いております。
またそれもアップします。