愛知県春日井市の和食処「月のいおり」さんより
こちらの扇の色紙に、絵を描くご依頼をいただき描きました。
広がる山々 月夜にお客さんを待つお店
のイメージで描いてみました。
お店の壁面には、その時々でいろいろな絵が飾られています。
時期によっては、こちらの絵も見られると思います。
あけましておめでとうございます。
なんだかずっと1日中寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今年が始まりました。
やること、やりたいこと、年初に書いてみます。
・3月に個展
・絵本制作
・名作絵本を200冊音読&黙読を繰り返す
・身のまわりのものたちを整える(主に本や紙もの)
・できるだけ歩く
「絵本を繰り返し読む」は昨年末から始めました。
今までなぜか読んでいなかった絵本を読んでみたところ、
こんなにおもしろい作品だったのか!と驚き。
もしかしたら、記憶に残っていないだけで、前に読んだ作品かもしれません。
が、やはり、なんとなくで読むのではなく「熟読」やってみると
知らなかった一面が見えてきて、深い。
だから長く読まれ続けているのだろうと、
当たり前のことだけど、また改めてしみじみしました。
今年はそんな、しみじみをしつつ、
自分もどんどん編む方に力を注ぎたいです。
みなさまにとって、2014年はどんな年だったでしょうか?
今年は変化がありつつも、次に来る2015年のための準備の年でした。
12月、来年に発表できるものを積み上げていっております。
土の中の種のごとく、春に向けてエネルギー蓄え中。
さて、少し早いですが、お知らせです。
来年3月に、愛知にて個展をさせていただくことになりました。
愛知での個展は、なんと5年ぶり。
最近のものと、今までのものを見られる展覧会にしようと思っています。
また詳しいことにつきましては、こちらの潮溜&苔庭にてお伝えします。
大雪が降ったり、突風が吹いたり、しんしん冷たい日々が続きますが、
どうぞよいお年をお迎えください。
また来年もどうぞよろしくお願いします。
この頃は鉛筆やシャープペンで線画を描いている。
主に絵本の下絵やアイディア。
コピー用紙に描く、最近の私の相棒は2B。
学校に通っているとき、文字を書くのに使ったのは主にHBだったが、
絵を描くときは2Bのほうが、いろいろな線をひけて、描き直す際も消しやすい。
太い・細い、変化のある線が楽しくて、鉛筆を使うことが多いが
今描いているものがけっこう細かいところもあり、
シャープペンシルを使うこともしばしば。
芯の太さが0.9mmのものは、一定の太さを保ちながら、
割と細かい線をひけて便利。
0.5mmのものはさらに細かいところが描けるが、
コピーした際に線が出ているか微妙なところ。
どうしても細かいところが必要な時のみ使う。
シャープペンの芯のケースは、
芯を出すための小さな工夫や、芯を守るための外装が
メーカーや種類により、いろいろでおもしろい。
芯の太さや濃さによって、色でわけられているのも、
選び方や並び方で、そのシリーズのカラーが出ている。
それが、なんだかすきだ
作品は
生み出した者が 個人というレンズを通して 見えた世界なのか
生み出した者が 体を動かした後 運動が見える形で残ったものなのか
生み出した者が つくりたかった 造形物なのか
生み出した者が 楽しんでいた道筋を 通り過ぎた結果なのか
生み出した者が ただ無心になって ただそこにできただけなのか
生みおとされて そこにある
作品になったもの 作品ではないもの どちらでもないもの
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たくさんのものたちを見て 作品とはなんだろう
生み出すことは 作品の数だけ その物語があり
それに 決まった道はないのだな と
ボーダレス・アート・コレクションを見て思った、午後。
その作品に触発されて、なにか決まったものをつくるでもなく
色鉛筆を動かしてみた、夜。
気づいたら、なんだかニワトリみたいだった。